マー君の事情(番外茶飲み話-3)
ここで、マー君の結婚観について考察してみたいと思います。
彼は両親から縁談を勧められてた時、一つだけ条件を提示しました。
「薩摩の娘をお願いします。」
これで静子夫人が選ばれました。
まあ昔の結婚はこんなものだったんでしょう。
うちの親も親同士が決めたみたいだし。恋愛結婚がすべてうまくいくとは限らない。
でもなぜ、マー君は「薩摩」にこだわったのか?そんな美人の産地じゃないけどな?
ひとつは長州閥と薩摩閥との対立を和らげる意図があったのでしょう。94%
あとの6%。。。。私見なのでもっと後でにします。誤解のもとにないそう。
で、まったくの私見なのですが 私、こういうタイプの男は大嫌いです。
「男子たるものオナゴに現を抜かすとダメ」って感じ。
それ以前は散々遊んでいたくせに聖人面するのも気にくわない。
幸徳秋水が好きになれないのもこういう傾向があるからですね。
で、もっと危険な発言をすれば、私は今村均って人も好きじゃない。
(誰ですか?民主党の区会議員?)
こんなことを書くとゆたちゃんにお説教されそうですが、いい対比なので書きます。
今村均って太平洋戦争で「不敗の名将」といわれた将軍です。
人格的にも優れていて戦史ファンにとっての大スター。
野球でいえば王さんや長島さんを否定するような暴挙。なのですが。と。
なぜか?
この人が提示した縁談の条件が「できるだけブスにしてください」だったから。
近藤勇じゃあるまいし、どんな理由があたとしてもそれじゃブスに失礼ってもんだね。
たとえば不細工フェチならはそれはそれで納得するけど、、、。そうだったの?
上の写真は山本権兵衛とトキ(登起子)夫人。
精悍な薩摩隼人だ。そして美しい妻。(写真小さくてすみません)
これだったら品川の遊郭から助け出す気持ちもわかるね。命がけですよ。
児玉だって芸者を妻にするんで母親や姉から猛反対されている。命がけですよ。
でもこの二人は日露戦争を勝利に結びつけた。これは事実。だれも否定はできない。
そんなことより、マー君は妻を殺している。
殉死?死にたければ一人で死ね。一家心中じゃないか!それじゃあ。
だいたい城に火をかけられた訳じゃない。戦国時代じゃないんだ。
明治になって殉死は固く禁じられていた行為なんですよ。
それでも死にたかったら、一人で死ねばいい。軍旗?いつの話だ。