愛でもなんでもないのですが、気分転換に馬鹿話です。
智恵子は東京には空がないと言いましたが、東京にはトンビもいません。
カラスは多いですけどね。
私の生まれ育った町にはトンビが多かったですよ。
カラスもわがもの顔ではいられないくらい。49対51そんなことない。
最初は鷹かと思ってましたが幼稚園の先生からトンビだと教わります。
ちょっとガッカリ。。。
出産期が過ぎて頃の季節は小猫や小犬は海岸にたくさん捨てられてたものです。
うちに持って帰っても「目の開いてないコは育たないよ」って言われてね。
実際にそうなんですが。。。
仕方なく、もとの海岸に返しにいきます。とぼとぼと。
トンビが頭上を旋回してましてね。憎らしかったですよ。
中学の頃でした。
父親がアラスカ航路の土産に大きな絨毯を買ってきました。
エスキモーとか使うのでしょうか? 薄い編み込み刺繍でたたみ2〜3枚ぐらいの大きさ。
犬ぞりの絵です。エスキモー犬数頭が力強く描かれていました。
実家の二階の私の部屋の北側の壁に飾られていました。のを5回やっちゃった。
対面がサッシの窓で海が見えます。全開の窓から東シナ海の風が吹き込む。
夏でしたね。青い空、白い雲、今日はめずらすく爽やかな風、、、。
何を思い立ったのか、階下に行こうと部屋を出た、その瞬間、何かを見た。ような?
何かが目に入った? 感じた? 何?
一瞬、立ち止まって、部屋と廊下の間にある体をひねって上半身を部屋に戻した。
すると、大きなトンビが部屋の中で雄壮に翼を広げて上下させている。
目と目が合いました。
トンビは90度傾いて、壁の犬ぞりの先頭の犬をしっかり捕らえています。
絵だと気づいたのか、私の存在が邪魔だったのか、ふわーって飛び立っていった。
私は、窓を閉めて生け捕りにしようとも考えたのですが、全然間に合わない。
どころこか、びっくりしたというか固まってしまいましたよね。
あの角度からずっと狙っていたのかな?
バカなのか利口なのか判断に苦しむトンビは鷹を生みません。
写真はひろさんの「健康日誌」から「トンビ」の写真を拝借。
ひろさん有り難う御座いました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bitter_sweets02
この写真みると鷹とトンビの違いわからなくなってしまう。