あかんたれブルース

継続はチカラかな

子供から少年へ

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 先週の日曜日、Kちゃんは区の剣道大会に出場しました。

 小学生高学年の団体戦。3人のチーム制です。

 Kちゃんは4年生で先鋒。相手は6年生だから、どうかなあって心配。してました。

 結果は予選リーグを制して決勝リーグ進出。
 特に二回戦の相手は優勝候補。相手の6年生に見事な一本勝ちでした。
 番狂わせでチームは流れに乗ります。その後は勝てなかったけどね。
 準々決勝敗退で三位。トロフィーと賞状をもらってニコニコでした。が、

 試合が終わって、健闘を称えてやろうと試合場に降りると、
 その日のコーチの先生にめちゃくりゃ叱られていた。
 もの凄い剣幕。ありゃりゃ(笑)。
 それもKちゃんに対しての集中砲火でした(汗)。
 この先生、よく登場する白熊鬼先生ね。機動隊の方です。黒熊鬼先生とは別人。

 「闘争心がない! 試合は喧嘩だ! 先鋒の役割を考えろ!」(流石、国士舘出身だ)

 でも、Kちゃんはキョトーン。

 私としては期待されているんだなあ。と、嬉しくもあり、
 毎度感じる白熊鬼先生の熱意と誠実な姿勢に少し感動でした。
 「きつく言ったので後でフォローしておいてください」
 気を使って帰りは指名されて白熊鬼先生の車に乗ってきたとか。
 車中では運転しながら快活に饒舌によく喋っていたそうです。優しい人です。

 でも、Kちゃんはお眠です。 

 まあねえ、確かに闘志はないわな。
 その日は二回戦の相手が一番強かった。なのに、それ以降は勝てなかった。
 先生も私ら保護者もヤキモキするわな(笑)。

 でも、ボクはボクなりにガンバってるんだけどなあ。

 これが彼の感想です。
 なんかAB型特有ですごくマイペース。欲がないというか意欲に欠けています。
 でもねえ、こういう資質は周囲がワイワイ言ってもなおらない。
 子供っていうのを「未熟者」という枠では捉えられないところがあります。

 私だったえ、麻雀でその「場」を勝ちすぎる適当に打つ癖があって、困ったものです。
 パチンコでもドル箱を10箱以上積むと居心地が悪くなる。
 だからKちゃんの気持ちもわからないでもない。(なんのこっちゃ)

 というか、私も何度かその点を叱って、肩透かしを喰らったことがる。
 なんか、違うんですよね。大人が把握する子供の気持ちって。
 たとえ、我が子でも。

 子供だなあ。とからかうと

 子供だよ。と答えます。

 「まだ子供だも〜ん」って答えるKちゃんも
 あと二ヶ月で満10歳。彼は子供から少年になります。
 これからどんな変容を遂げるのでしょうか。
 二十歳ぐらいまでは変わりますからね。楽しみです。