あかんたれブルース

継続はチカラかな

「余命一ヶ月の花嫁」って

イメージ 1

生きることの幸せ(1)
「夜と霧」 V・E・フランクル  みすず書房


ユダヤ精神分析学者の著者は悪名高いアウシュビッツ収容所され、
想像を絶する苛酷な環境を生き抜く。家族はすべて失われて一人だけの生還。
この異常な体験のなかで著者は
「生きることからなにを期待するかではなく、
……生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題」という
生きる意味と理由の哲学を見いだす。

 
 多くの読者に読まれている名著ですよね。

 「人間とはなにか」「生きることとは」という問いを考察しています。

 どんなに苦しい状況にあっても、
 自分がかけがえのない存在であること
 誰かに愛され、何かに求められている存在であることが
 認識されれば生きることから降りられず、
 どのようなことにも耐えられると説いています。

 
 でもさ、こういう事を言うと物議を醸すでしょうが、
 (この本にケチをつけようってんじゃないですよ)

 そういった状況に陥らないと、人間は生きる意味や理由が見いだせない。

 とすれば、あまりにも悲しい。

 よく、事故や病気で九死に一生を獲た方々が悟りますよね。
 なかには不治の病とか一生を得られない方も含まれます。

 だけど、一般の幸せな方々はなかなか耳を貸さないものです。

 幸せってなんだろう?

 続きます。