生きることの幸せ(2)
「リボーン」 天野明(週刊「少年ジャンプ」)集英社
一転、マンガですみません(汗)。サブタイトルが「家庭教師ヒットマン」
まったく根性ナシの中学生の主人公綱吉クンがマフィアの10代目後継者という設定で、
その教育係りに現れたリボーンとのハチャメチャストーリーです。
まあドラえもんパターンですが、リボーンが放つ「死ぬ気弾丸」を
脳天に喰らうと綱吉クンは「死んだ気」になって頑張るという危ないお話です。
しかし、笑えないなあ(汗)。
人間、確かに死んだ気になれば、大抵なことはできるといいます。
要はそこまでいかない。思えない。日常に流されて惰性で生きている。
言い訳と逃げ道で、回避しているわけですよね。
まあ、前記した九死に一生を得た方々はそれがあったと。
それでも、普通は「それは特別」とか「それは漫画」となる。確かにそうだ。
でもさ、もし仮に、なにかの拍子に
強制収容所だとか震災だとか戦争だとか病気だとかの厄災に巻き込まれて
そのときにならないと気付かないとしたら、
やっぱり、悲しいよね。
それ自体の意味は変わらない。はずなのに。
なんでだろう。 逃げ場があるからかなあ。
テレビとかで「余命すくない人の話」や「難病に苦しむ子供」
「貧しい発展途上国の子供たち」の話にふれれば大方の人は感動する。
でも、次の日まで持つかどうか、、、。
たった一度の人生。
悔いのないように生きてみたいと思いました。
「死ぬ気弾丸」なしで