お酒の話(1)
お酒っていいものですよね。酒は百薬の長。
でも、あまり過ぎるとよろしくない。なんでもそうですが。
毒にも薬にも成り得る。依存してしまうとよくありません。
酔うとついつい普段隠していた本性のようなものが出てしまうものです。
三菱の創業者・岩崎弥太郎はよく酒宴を催して密かに人物鑑定をやっていたようです。
それを知らないで社長に呼ばれたと舞い上がっちゃあ危ない。
そこには厳しいチェックがあったようです。
まず、飲めないと話にならない。三菱では下戸は出世できなかった?
じゃあ大酒飲みならよかったんですかね。
問題は酒の飲み方、酔い方にあったようです。
簡単にいうと酒に呑まれるタイプはアウト。だったみたいです。
どんなに飲んでも普段と変わらない。豹変しちゃうとアウト。
酒乱なんて言語道断です。陽気にはしゃぎすぎてもマイナスかも。
少し意地悪な査定ですが、これは酒飲みの鉄則でもあります。
お酒をストレス解消とばかりに捉えるのではなくて、
修練の場として考えるのも、一考かとも思います。
見てる人は見てますからね。なにも岩崎弥太郎だけではありません。
女性が男性を、男性が女性を、同性同士でも、
酒の飲み方酔い方でチェックするのはいいかもしれません。