友人がこぼしていた。
「愚痴、人の悪口を言うなと啓蒙書は説く。
だが、本当にそれを続けると、運勢が悪くなるのか?
「一切言わない」と決意して数年。
人生が好転した、という実感をまだ覚えない。
むしろ周囲で人をバカにし、貶める人々の方が、繁栄を誇っているように思えてならぬ。
そういや蝶よりも、ゴキブリの方が下水で、部屋の片隅で、大いに繁殖しているもんなぁ。(以下省略)
割りと多いです。
「人の悪口は言わない」って誓っている人。
カッちゃんのチャーミングなところは啓蒙書に書いてあった御利益を期待してるところ(笑)。
そいで、話が違うじゃないかと愚痴ってる(汗)。
しかも数年で(爆)。
いい味だしているよねえ。こういう奴、大好き。
私なんて息子に「人の悪口言っても愚痴なんかこぼすな」って
伝えようと思ってます。非道い親ですかね。
確か、三年前の息子への手紙に書いたかもしれない。
まあ、それはそれとして、悪い奴の悪口言ったっていいじゃないかと思います。
悪いんだからしょうがない。みんな社保庁や政治家の悪口言ってるじゃないか。
ここで言う悪口とは自己矛盾とか嫉妬とかの自己保身・弁明のためだね。
そんなセコイことやって逃げるな! と啓蒙書は言っている。わけです。
問題は、それ以上に非道い輩が繁栄している。ことだな。
なぜ? そりゃ奴らは他人を弱い奴を罵倒して己の自信を確保させたいだけ。
魂胆ミエミエじゃないか。残念ですがそういうのは長続きしません。先々矛盾が生まれる。
かといってねえ、そうでない心優しき良識派は自分を苛んでばかり(涙)。
しっかりせんかい! 内側ばっかりほじくらないで見えるものをしっかり見よう。
悪口にもピンからキリまであります。バカみたいにストイックを決め込むと心の病気になるぞ。
愚痴だっていいよ。もう大目にみちゃう。こうなったら大盤振る舞いだ。
できれば楽しい口上にできるといいね。訓練あるのみ。
それでも本当に辛かったら自分を飾ることはありません。
「いい人」なんかを目指さなくていい。
強く優しくなるにも段階ってものがある。
ということで、カッちゃんの「素敵な泣き」から考察の場を頂きました。
カッちゃん、有り難う。
今年のKちゃんへの手紙「48歳からのパパから」にはこう書くよ。
「悪口は程々に。愚痴を言える友をもて」
ああ、またドラスティックなもの言いをしてしまった。きっと地獄行きだな。こりゃ