先週、はじめてNHKの大河ドラマ『風林火山』を観ました。
山本勘助は存在する。ということなんですね。
番組の最後の解説で、最近の歴史考察の在り方を述べていました・
私は武田信玄の「孫子」好きから、
孫ぴん(漢字が出ない。孫子とは孫武とその末裔孫ぴんの二人をいう)の
イメージにダブらせた架空の人物という説を信じていました(汗)。
その正体は信玄の寵臣・高坂昌信で『甲陽軍鑑』の著者ともいわれる人物。
武田の武将で、
保科(正俊)の槍弾正、真田(幸隆)の攻め弾正、高坂の逃げ弾正と謳われた戦国三弾正。
「逃げ弾正」というとなんか腰抜けヘナチョコリンのようですが、さに非ず。
戦で、逃げ殿(しんがり)は一番難しく、とっても危険。
逃げ弾正とは相当な戦上手を意味します。
さて、話は変わってニクソン大統領というとウォーターゲート事件で失脚した方ですね。
ケネディの影に隠れてしまったようで冴えない第37代米国大統領。
この方はキリスト教でもクエーカー教徒でして、平和主義で戦い厳禁。
ニクソンは海軍に入隊しますが太平洋戦争では「担架兵」を志願しました。
腰抜けヘナチョコリン?とんでもない。
最前線から負傷兵を後方に運ぶこの任務、超危険がいっぱい。死傷率も並じゃない。
ベトナム戦争はカソリックのケネディが始めて、ニクソンが終わらした。
最近ようやく彼の功績も認められてきたようですよ。
こんな風にさ、イメージとか雰囲気先行で人は人を判断しちゃう。
確かにニクソンよりケネディのほうがカッコイーよね。
でもさ、それで判断しちゃいけない。
大久保利通だってそう悪い奴じゃない。むしろ立派。いや、とても立派。
勝海舟や伊藤博文が女好きでもいいじゃないか。
それでも彼らは立派だ。素晴らしい。
話が飛びますなあ。
さて、歴史的な人物全部で何人登場したかな?