あかんたれブルース

継続はチカラかな

本宮ひろしの贅沢

 明日から少し、お休みを頂きます。

 爽やかな会津高原で、宿帳に「薩摩藩士・馬太郎」と書く。
 一瞬、番頭の手が止まる。
 「お客様、明日の食事は何時にしますか」
 「明日は明日の風が吹く」(なんじゃそれは

 第二次会津征伐です。

 さて、真理哉嬢が「男の定義」をアップさせていました。
 これに駒を揃えようとしたのですが、とてもとても簡単にいかない。
 NHK特集の五夜連続ですかね(汗)。日を改めます。

 で、価値観という話。例の貧乏話ですよ。へへへ

 本宮ひろし って御存知ですよね。

 『男一匹ガキ大将』から『サラリーマン金太郎
 この方、三度死んで生き返っても遊んで暮らせる財力を有しておるそうです。

 その本宮ひろしが執着する一品の食べ物ってなんだと思います?

 世界三大珍味? 花咲蟹? 上海蟹? 燕の巣? 千疋屋のメロン?

 違う。

 答えはパイナップルの缶詰。いや?桃の缶詰だったかな。要はフルーツ缶詰

 これをですね。一人で食べる。たった一人で。

 そして、汁。つまりシロップですね。これをグッグと飲み干す。
 これが彼の至上の贅沢なのだそうです。

 幼い頃、家族でちゃぶ台におかれたフルーツの缶詰に群がる記憶あり。
 ひろしはそれをこの世のモノとは思えなかった。
 そして、その缶に残ったシロップは父親の特権として、飲み干されたそうです。

 本宮さんは、
 「ああ、俺は大きくなったら缶詰を一人で食べられる男に成りたい」と誓ったといいます。
 勿論、シロップも飲み干すのです。

 こういった人って幸せですよね。

 いまの日本人を苛む要因に「豊かさ」があります。
 これが非常に厄介です。
 以降、休み明けに続きます。では