日本人の恥の文化について(8)
コードネーム「青髭」のひろさんから
「嫉妬がなければ技術は向上しない」の提言あり。
コードネーム「赤髭」の馬太郎は考える。
ベーコンは「嫉妬こそ人間の属性で悪魔に一番近い一番相応しいもの」
と定義したようですが。
ストレス。
人間も進化はストレスに影響されたと考えられているようです。
森の中で、
いつ猛獣に襲われるか戦々恐々とするストレスから
私たちの祖先は、
森を後にしました。
これが飛躍的な進化を生んだと。
ストレスやプレッシャーさえも、それを活用する場と解釈と叡智と勇気で
プラスに働くものです。
そう考えると、嫉妬さえも何かを生み出す力になるか。
一神教の弊害を熱く語ってきましたが、
そのなかで、正義と悪の二極論があると思います。
正義の名の下に悪を根絶しようと考える。
何を悪とするかが問題。だれが悪を決めるかも問題。
私はそんなジハードなんて認めない。だけ
嫉妬が、それを感じるものへ近づけようとか高めようとする
エネルギーとなるならば、それは既に嫉妬ではない。
とはいわない。(おっ、司馬口調じゃな(笑))
嫉妬もピンからキリと解釈したほうが日本人的ですね。
その正の嫉妬を○、おおかたのチンピラを●をすれば、
○ ←発展性のある嫉妬
・ ←?
●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●● ←99%の嫉妬
●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
甘食かソンブレロのてっぺんに超伝導で浮いている干しぶどうがプラスの嫉妬です。
注)あと、これには恋愛の発生する嫉妬を入れていません。
それは「愛の十字路」でまたやります。
なんにしろ勧善懲悪「水戸黄門」などの時代劇みたいにはいきませんよね。
それを一神教的な合理主義もしくは原理主義とするならば、
私は限りなく灰色に近いグラデーションに彩られた東映実録路線「仁義なき戦い」を選択します。
なんか余計に分かり辛い?
本筋と枝葉の各論を見極めないと、思考のラビリンスの罠に陥ってしまう。
日本人の閉塞や性悪説で噴出した心の闇はこの嫉妬から発生している。
(日本消費者センター平成17年度の意識調査報告書「千分の三」第九章800頁より)
「牛の糞にも段々があるんで」
出典:「仁義なき戦い・完結編」天政会副会長大友組組長・大友勝利の演説より