あかんたれブルース

継続はチカラかな

安倍さんと三木武吉

日本人の恥の文化について(番外)


 日本人の恥の文化と題して与太っておりますが、
 その始まりは三木武吉の記事に頂いたO〜MAさんからのコメントにあります。


 >私の知っているある地方政治家は「身寄りのない女性」(まだ若い)を
 >個人的に面倒を見ていて、家まで建てて(勿論、女性の資金で)
 >まるで娘のように慈しんでいました。
 >が・・周囲はそれを許さないどころか枝葉をつけたうわさを撒き散らして、
 >結局その政治家は嫌気がさして次の選挙に出ませんでした。
 >非常に優秀な将来を嘱望されていた政治家でしたがこの地方では
 >「日本人の宿阿ともいうべき意地悪」が、この政治家の夢を葬ってしまいました。
 >現代にも政治家の理想と夢をもって邁進している人々はいます。
 >ただ、目に見えないだけなのではないでしょうか。(^^♪
 


 ここコメントを読んで、日本の村社会とか嫉妬の構造などを考えてしまったわけです。

 この地方政治家は真面目で立派な人だと私も思う。
 家まで云々は、多分保証人のことだと思います。
 男女差別で一番具体的な弊害は女性が保証人になりづらい、認めらづらい。
 この女性の場合は身寄りがない。とにかく理不尽な話です。
 私はこの政治家やその女性にたった噂は噂でしかないと思います。
 非常に理不尽であり、
 こういう現実からも民衆とか庶民とか市民とか一般国民というものに
 懐疑の念をもつものです。

 けれども、彼は「嫌気がさして」
 やめてしまった。

 ここに、三木武吉と彼の差を感じてしまうのです。
 三木武吉人間性云々よりも、情熱の体温差のようなものを感じてしまう。
 それで、明治の恥知らずの英雄たちを再度もちだしてしまいました。

 昨日、安倍さんがやめてしまった。

 色々な理由があったのでしょう。
 もしかすると、次のスキャンダルが持ち上がろうとしていたのかもしれない。
 それを察知してとか。想像の域をでませんが、、、。

 それでも、「嫌気がさして」
 というのが最大の理由なのでしょうねえ。

 年金問題、公務員改革など沢山の問題が山積みです。
 役人たちが手をたたいて喜ぶ歓声が聞こえる。
 時事的なネタは避けようと心掛けているのですが、悔しい。

 野党は政局としか捉えないけれども、
 実際に現実問題として、誰かが牽引していかなければいけない問題。
 安倍さんには期待していたのです。
 岸信介の隔世遺伝に期待してたんだよなあ。。。

 これも情熱の体温差なのでしょうか

 残念