こういうところで生まれ育ちました。
この海は東シナ海です。
古くは遣唐使の頃、硫黄の輸出基地として、その後は、倭寇の根城として、
そして、遠洋漁業の漁港として栄えた港町です。
写真中央に小さく見える岩は「立神」といい
この町のシンボルです。
どこからでも見えますが、その場所によって姿もそれぞれ違うようです。
島津氏の支配下では喜入氏が所領したようですが、
それも歴史の一側面でしかありません。
一枚岩のような島津家でも歴史の中では多くの内部抗争もありました。
西国は平家の末裔が多く、漁師イコール平家という考えも有るようです。
当然、ここにも平家落人の里はあります。
私の父方の姓は平家。
母方の姓は源氏でしょうか。島津家臣団の中核をなしていたようです。
秀吉の朝鮮出兵にもその名が記されていました。