あかんたれブルース

継続はチカラかな

白熊先生の危機一髪

 また、ちょっと話は違いますが

 昨日、お昼ちょい過ぎ。一本の電話が入る

 妻が、「白熊先生から、なんか緊急な用件だって。命にかかわる?」

 ええ? なんだろう。 このブログでもよく登場する熱血剣道指南役の電話。

 受話器をとって応答しますが、要領を得ない。
 悪いけどすぐ来てくれないかと、懇願されます。
 平日の午後。家は近所ですが、私が自宅にいるからいいようなもの。
 4時からニューオータニ(赤坂)で打ち合わせなので、そう時間はありませんが、
 とにかく、自転車を飛ばしました。

 彼は機動隊員。そして元刑事です。それも麻薬取締官新宿鮫の鮫島と同じ部署。
 剣道で喰っていけることを理想として今の部署に変わった剣の達人。

 その彼が危機一髪って、そして私に救いを求める。緊迫します。
 しかも、知り合って時間がそれほどないから、そんなに親しくはない。
 殺しか?誘拐か?マフィアか?
 と考える間もなく彼のマンションへ。
 ここは普通のマンションの体裁ですが実は警察関係の社宅。
 はじめてお邪魔します。

 エレベーターから彼の部屋を訪問すると、満面の、引きつった、笑顔で出迎えてくれました。

 どうしました?

 いや、お恥ずかしい話で。

 そう、彼の緊急事態はとても「お恥ずかしい話」だったのです。

 非番だったその日。
 家族も出払っていたのを幸いに、インターネットでエロエロサイトを探訪した。
 うちのお古のPCを貰って、妻から教わっている初心者でしたが、
 その励みの目的はそこにあったようです(笑)。

 笑い事じゃない!
 なんとこのイノシシ武芸者は奥まで進んで「YES」のボタンを押したみたい。
 そしたら「ご契約有り難う御座いました」の表示が出たので真っ青。
 そして、私が呼ばれたわけだ。
 頼りになれそうなのは馬太郎さんぐらい。なのだそうです。(なんだそれ?

 そう言われたって、私もよく分かりません(涙)。
 で、この先生は説明も規約も読まなかったそうで、記憶も曖昧。
 仕方なく、赤面するモニターを弄くって事の次第を把握します。
 ようやく、その規約と選択画面が登場。
 押せば12000円。間違いでは済まされませんよ。と念押しされている。
 しかも720日まで自動契約。ははは(青)
 だけど、連絡先とかどこにも記載されてない。

 どうしよう。どうにもできないじゃないか。

 「よけいなものをクリックしましたね。」と言うと

 「どうしよう、もうすぐ女房が帰ってくる」

 そして、ピンポ〜ン 

 奥さんが帰って来ました!

 ど、どうする馬太郎。帰ろうかな。打ち合わせもあるし(汗)。


続く