先日の記事のタイトルに「てんびん」という言葉を使ったら
近江商人と蒲生氏郷と河島英五を想いだしました(涙)。
ということで、蒲生氏郷を少々(汗)。
信長の娘婿です。
人質として信長に預けられていたのですが、その才を認められて人物。
だから本能寺の変の後に、秀吉が天下を獲っても不満があったんでしょうね。
株式会社「信長」で秀吉は平の取締役。
プリンス氏郷は家康に次ぐナンバー3の位置ですから
「なにを猿が」という気持ちはあったかもしれません。
ただ、氏郷は単なるボンボンではありません。
戦国時代の給与報賞(論功行賞)は土地であがなわれます。その地の石高。お米が通貨と同じ。
部下である家臣たちは「一国一城の主」を目指し「一所(生)懸命」に働きました。
が、狭いニッポン。そんなに土地がありません。
信長はそこで茶道を利用して「茶器」などをステータスにして与えました。
秀吉はそれと平行して現物(お金・小判など)を与えた。
他には脇差しだったり、扇だったり、感状だったり色々です。後に家宝になったようです。
そのなかにあって、氏郷は家臣に感謝の気持ちを伝えるために、我が家に招待したそうです。
そして、風呂を勧める。
湯船に浸かっていると外から「お〜い、湯加減は、ど〜お?」と声がする。
窓から覗いたその家臣はびっくり!
なんと、氏郷自身が風呂を焚いてくれていたのです。
と、殿!(涙)。
感激したそうですよ。これを蒲生風呂といいます。
物より想い出(笑)。