あかんたれブルース

継続はチカラかな

鳩山さんへの悼辞にかえて

鳩山さんの想い出(3)


 僕の葬式には君が悼辞を読むんだ。

 そう言われたのは何年前のことだったでしょうかねえ。

 たぶん、退職前後だったようなので10年前かな?

 その後も、何かの宴席で他の人の前でも言っていました。

 「僕の葬式には馬ちゃんに悼辞をやってもらうんだ」

 嬉しそうに、自慢げに、ニコニコしながら。
        (そんなあ、グループ社員でもなかった無理でしょう(汗)。)

 少し、迷惑でもあり、少し嬉しかった。



 月曜日の通夜の夜、社葬とまではいかないでしょうが
 鳩山さんの葬儀はオフィシャルにしめやかになされることでしょう。

 私なんか部外者が出る幕ではない。

 そういう場で、自分の気持ちを表に出すことも何か憚れる気もします。

 顔なじみの古い年老いた友人たちとコップ酒を傾けながら
 私はそんな鳩山さんと交流を語りたい。

 私が東京に出てきて30年。
 一番優しくしてくれた人だったと。

 鳩山さん、ごめんなさい。

 鳩山さん、有り難う。

 鳩山さん、さようなら。