コミュニケーション(3)
世界各国の比較から日本の子供の学力が低下しているそうです。
フィンランドが全般的に高い。
アジアでは韓国の伸びが著しく、台湾や香港も上位にありました。
日本は以前一位ぐらいだったんでしょうか、今回は17位?。
ゆとり教育の見直しはここから端を発しているんでしょうね。
ただ、気になるのは問題に対する答えの姿勢。
どうも応用問題が苦手で、分からない問題は無回答で出してしまう。
あきらめが早いというか、粘りがない。
分からないなりに記入すればいくらか点数も取れたかもしれない。
計算や公式なども単純な問題はできても、文章問題や応用がきかないそうです。
学校教育の在り方やマークシート方式とか
文章の理解力、活字離れなど。そしてここにもコミュニケーション能力の低下を感じます。
すぐあきらめてしまう。
もともと日本人は単一民族の島国なので、
物事の考え方が画一的で固定観念が強く答えの単純化を好むそうです。
先進国家ではイギリスとかが対照的みたいですよ。
以前、公文式のCMで、
日本では 2 + 3 =( )ですが。
イギリスでは ( )+( )=5
( )+( )=5
( )+( )=5
・ ・・ と羅列される問題だと紹介していました。
答えはひとつじゃないという発想なんですね。
イギリスでもそうですから
多民族国家ではもっと顕著なようです。ひとつ町内でみんな言語が違うとか。
だからマニュアルとか好きなのでしょうね。
発信源は欧米なんでしょうが、まったく咀嚼しないで飲み込んでしまった。
現在、お腹の調子が悪いようです、
私は中学高校一貫して劣等生だったのでテストの時間が暇で暇で(汗)。
物理とか名前を書いた後、白い解答用紙とにらめっこでした(涙)。
マークシートなんて方式はない時代です。偏差値も翌年からなので知らない。
あと40分どうしよう。。。
英語のテストで「かたつむり」という問題。虫は「 w o r m 」と微かに記憶していたので、
トンチで( d e n d e n w o r m )と書いてみました。
これ採点はされなかったけど先生に褒められた。少し嬉しかった。
調子に乗って倫理社会で( )のなかにダルマさんの絵を描きます。
「手も足も出ない」という意味でムツゴロウさんの受け売り。
これは通じなくてこっぴどく怒られた(涙)。とても悲しかった。
このように、コミュニケーションを取ろうとしても相手によっては受け止め方の様々。
というか、なんのアプローチもしないのが寂しかた。淋しがり屋さんだったんでしょうね。
だったらもっと勉強しろ!
ですが、なんか方向性が違っていたんでしょう。
分からない問題に時間を費やすことが無意味でリスキーと考える風潮。
学校を卒業して社会に出ると分からないことだらけです。
そういうとき、分からなくてもジタバタしても
自分なりの答えを出してみるといいかもしれませんね。