コミュニケーション(9)の番外編
「そば屋の娘じゃあるまいし」
子供って何かと大人の会話に入りたがるものですよね。
また、聞いているから子供の前で変なこと言えない。
そば屋にはそば湯を入れる赤い木製の器がありますよね。
昔は小さいのもあって、そちらにはそばつゆが入っていたそうです。
どちらも横に口がついています。そこからの言葉みたいです。
妻「ねえ馬くん、これって憶えてる?」
私「なに?これ? チズハム?」
妻が差し出したのが↑の写真の商品。ふりかけです。
妻「丸美屋から復刻版で出したみたい。ほら8マンが載ってるよ」
私「そうかあ、8マンは丸美屋がスポンサーだったっけ。懐かしいねえ」
妻「で、これ憶えてるの?」
私「いやあ、チズハムなんて、はじめて聞いた。なになに
洋風ふりかけ? チーズとハムでチズハムなんだ、渋い!」
妻「私、8マンなんてよく憶えてない」
私「俺らが幼稚園だったからねえ。そと頃の一歳の差って大きいよ」
そう、鉄人28号はグリコ。鉄腕アトムは明治製菓(マーブルチョコレート)
宇宙少年ソランは森永のココア。スーパージェッターは渡辺のジュースの素。
そうかあ、8マンはのり玉の丸美屋だったのかあ。日本専売公社かと思ってた(汗)。
私たちが懐かしいを連発していると、
Kちゃんがチョコチョッコと私たち間に入って来ていました。
話の仲間に入りたい。
じっと、このふりかけのパッケージを見てひとこと。
「賞味期限は大丈夫?」
笑った。子供って面白いですね。
昭和30年代の商品だから賞味期限を心配したか。
これ、そば屋の娘ならぬ息子?小僧? 男の子の場合はどう活用するんだろ?
心配しなくても、新しく作ったんだよ。きっと(汗)
しかし、食品表示偽装などがニュースを騒がせた今年。
子供にもしっかり記憶に刻まれたようですね。