あかんたれブルース

継続はチカラかな

昼飯の弁当の下敷きの古新聞

情動の知性(5)コミュニケーション能力(ちょっと休憩-3)



 昼食の弁当をひろげたときの古新聞。読売の昨年12月23日の朝刊に、
 仮面ライダーなどを手掛けた映像プロデューサーの平山亨氏のインタビューがありました。
 タイトルは「仲間のため闘うヒーロー」

 定年退職した平山氏が
 「志もやる気もあるのに『場』がない彼ら(仲間)と、
  また一緒に仕事がしたいんだ」といって奮闘していました。

 平山氏の「前向きに生きる」と題した3カ条は

 絶対にあきらめない。体裁を気にしない。仲間を大切にする。

 3つめの注釈には
 「自分のためにはできない力も、仲間のため、と思えば100倍出せる」

 これを綺麗事だなんて私には思えない。感動しちゃう(泣)。というかこれが真理だよね。

 そう、人間は利己に対しては非力なものです。
 だから、それなりの志というものが必要なのだ。私はそれを「無私」と考えています。

 こういったことって、ある程度の年齢や経験がないと理解できないことかもしれません。
 私自身はそんな年齢じゃないのだけれど。。。
 若い頃は「爺は気楽でいいよ。こっちはそれどころじゃない」って思ってた(汗)。
 でもさ、年齢は関係ないよ。幕末や明治の若者はこれで青雲を旅した。

 コミュニケーション能力の特集でオイルショック云々を持ち出したのは
 これより日本が個人主義の時代に入っていくからです。

 校内暴力は80年代になるとイジメに変わっていきます。
 それを管理社会の弊害と指摘する声もある。

 私は教育システムも含めて制度や環境などを原因としません。
 どうにもならないし、やってしまったことだし、変わってもさほど効果ないと思う。

 で、個人主義じゃダメなんだなあ。
 それよりも個人の問題として考えて欲しかったのです。

 人間ひとりじゃ面白くないんだよね。結局は。

 金がなきゃもめるけど、金があればあったでもめるし。

 少年マンガやアニメでは仲間の大切さを訴えている。
 そしてあきらめない!ってことを信念にしている。
 ナルトもルフィンも。。。
 米国映画が家族の大切さを訴えているようで胸がキュンとします。

 人間は面倒臭いことが嫌いなものです。

 でも、何か志を持つことで、仲間を大切思えることで、
 あきらめないで頑張ることができるのなら
 素敵なことだと思うよね。

 「志」って言葉をなにか大変なものだと感じる人も多いようだけれど、
 そういうイメージを払拭させて、自分なりのものを見いだしてください。

 なんか最後は校長先生の挨拶みたいになりましたね(笑)。


 失礼しましたあ!