あかんたれブルース

継続はチカラかな

花粉症と正常な免疫力

 製薬会社の陰謀か として昨日は終わらしましたが、

 花粉症、アレルギー。。。諸悪の根元はスギ花粉。

 戦後の需要から成長の速いスギを大量に植林した話。
 その後、海外から安い木材が輸入されてきた経緯など御存知だと思います。

 体外物質フィスタミン(花粉)を体内に進入してきた異物(抗原)と認識して、
 それに対抗する物質(抗体)を出す。
 それが鼻水、涙、クシャミという現象になるわけです。

 これをアレルギー反応といいますが、免疫と同じわけですね。

 そう考えると不思議な気もします。

 
 免疫力の低下も一方で危惧されている。

 食物摂取によるアレルギー反応。アトピーとかも子供や親にとっては深刻。

 これが日本の社会に登場してきたのが1970年代の中頃だそうです。

 コミュニケーション能力の話で、
 1972年頃に日本社会が大変革したと描きました。
 物文化への転換。消費は美徳。
 この偽りの美徳には民度(知性)のアップと清潔があるかも。

 あんまり綺麗な環境だと人間がひ弱になるのでしょうか。


 でも、アレルギーを免疫機能の働きと考えれば、
 私たちの体が拒絶しているわけですよね。

 穀物や卵とかに対してのアレルギーは免疫機能低下というよりも、
 それが敏感だから起こるとすれば、それが正しいのかもしれません。

 中国野菜の問題が大きく取りざたされていますが、
 それ以前に、日本の農作物の農薬問題は確かにありましたよね。
 生産者が決して口にしないと。

 食の安全っていう言葉もすっかり定着してしまいましたが、
 消費期限、賞味期限以上にその中身も大きな問題ですね。
 有機農法も認知はされてきていますが。

 
 そういうことを考えてみますと。

 犯人をスギだけとは言い切れない。
 ボス「ヤマさん、ホシはどうも単独犯じゃないぞ」

 花粉症の人もアレルギーの子供も免疫力の低下じゃなくて、
 むしろ正常なのかもしれません。


 東京の池上だったかな?「スピカ」という手作りパン屋さんがあった。
 コンセプトは「フランスの田舎で焼かれているパン」。
 原料にもこだわっていましたが、余分なものは入れない。
 昔ながらの製法にこだわっていた。

 その分、高い。クロワッサン一個で200円ぐらいでしたか。10年以上前の話。
 ヤマザキよりも駅前のアンデルセンよりも高い。

 それでも、アレルギーの子供が拒絶反応を起こさないのだと
 御主人は胸を張っていましたっけ。。。