学問の話だ(怒)。
朝っぱらからすみません(汗)。
気合いを入れないと、とてもとても(涙)。
「易経」では正しい行いを連呼しますが、安岡先生は正しい学問を連呼します。
ちょうど、そうですね。64卦あって、その37番目。
下卦でいうと7番目に「風火家人」というのがあります。
簡単にいうと「昼間働いて、夜は勉強する」という意味。
「易経」の基本は陰陽学にあります。このバランスが大切。
なのに私たちは昼間働いて、夜も働く。
たまに時間が出来ると、や〜れ飲み屋にくりだしたり、カラオケ三昧。
お帰りは午前様。
まあ、ストレス発散ですし、私も他人の事をいえるがらじゃない。
誰だあ?「少年ヤンガスの(もっと)不思議なダンジョン」999階にチャレンジしようとしてるのは(汗)。
で、ですね。安岡先生は夜は勉強しないといけない。と諭します。
これが人間のあるべき自然の姿なのだと。
昼間の活動は「陽」です。外にエネルギー発散させる。
だけど、資源にも限りがあります。原油高切実でしょ。
人間も同じで発散ばっかりしてらたネタも尽きるよ(涙)。
で、夜は吸収する「陰」の活動が必要なのだと、説いている。
これはね、まんざら変な理屈じゃないんです。自然の法則にあっている。
いま、私たちが心や体のバランスを崩している原因はここにある。
生活環境が激変していますからね。
規則正しい生活はもちろんですが、内部充実吸収の作業がない。
そこに「正しい学問」の必要性を訴えているわけだ。
それは、知識の詰め込みとかじゃないようですよ。雑学は雑学。
ミステリはミステリ。ホラーはホラー。マンガはマンガ。
ここでいう「正しい学問」とは自分の生き方を見つめる。
まあ哲学のようなものですね。
これが大切なのだと。
哲学なんて、私の若い頃にはまだあったような気がしますが。
いまは浅草田原町の提灯屋みたいなものです。
うらぶれて、客なんか一人も来ない。
運動とかの必要性は認められているようで、
ジョギング、ウォーキング、スポーツジムなど、盛んです。
でも読書離れもそうですが、この哲学云々はまったく暴落整理ポスト。
別に、自分の生き方云々の国家資格検定があるわけではありませんが、
ひとつ、健全な精神と肉体のため、それは幸せのためと考えて、
しばし、夜、テレビのスイッチを消して、スタンドの灯りを着けて、
勉強してみない。いや学問である。
自分を見つめる作業。これも立派な学問です。
正しい学問とはこのことを言います。
飲食業など夜のお仕事の人は昼間就寝前後にね。
要はバランスのことを言っているのです。