あかんたれブルース

継続はチカラかな

私たちが影響される周期とは?

 私がフランス留学中

 といても、もう三十年も前のことですけどね。

 私とカテリイヌは巴里祭の混雑を避けて、ニースの隣町ソーカに行きました。

 ソーカはビスケットの町。

 7月14日のソーカはその香ばしい匂いで包まれていた。

 なに? 今日は4月1日だって?

 オー、ゴメンナサイ。

 日本語に訳せばソーカは草加、ビスケットは煎餅。

 枕は四月馬鹿(汗)。留学なんて嘘。君を一人になんかするものか。


 ということで、真面目に。

 夏目漱石の弟子に寺田寅彦なる怪人がおります。

 軽薄多才の科学エッセイストとして、また三流科学者のはったり屋さん
 というレッテルを貼られております。

 1916年.彼は「偶発現象の見かけの周期性」という論文を発表しています。

 簡単にいうと、地震などの偶発的現象を月ごとにチェックしていくと
 3〜4カ月おきに極大が現れ、年ごとにチェックすれば、
 3〜4年おきに極大が現れる。

 つまり、空間的あるいは時間的な偶然の変動は3〜4の周期であると。

 これは恋愛ラブラブモードの崩壊と合致する(汗)。

 冗談はさておき、周期についての話です。

 人間の人生を10年周期とか12年周期で捉える。

 これは陰陽学の「十干十二支」がベースになっています。
 この10進法と12進法は寸法や時間の単位に活用されていますよね。

 この二つが交わるのが60です。
 還暦というのが60歳というのは、生まれて60年で人生のワンサイクルが終了したと考えるから。
 赤いちゃんちゃんこを着るのは赤子に戻ったと考えるからです。

 古代の中国人は天体をみつめて、星の運行から周期の法則を導いたようです。
 数字には不思議な法則がある。
 言葉に言霊(ことだま)があるならば、数字には数霊(かずだま)がる。

 暦の発達や「易」や「算命術」はこうして研究され作られたのです。

 なんか今日はアカデミックですね。嘘じゃないよ(汗)。

 こういったものが文献的に残っているのは「周」の頃から。

 それ以前の「殷(商)」代以前はないのです。残念ながら。
 だから、中国人が考えた「不思議な数字」の意味がなかなか解明できない。

 ただ、この世の法則として、
 色々な数字が重なるようにサイクル罫線を織りなしている。

 私は中国の古典「易経」とマッキャベリの奇妙な一致を紹介しましたが、

 ここでもうひとり、
 100年前のドイツ人でルドルフ・シュタイナー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC
「人生の7年周期説」に注目します。


 この七年というのは、

 時間がきました(汗)

 枕が長かった。でもどうしても四月一日でなにか入れたかった(涙)。

 明日、まじめに語ります。