あかんたれブルース

継続はチカラかな

人生の7年周期説と恋の山の手線

 シュタイナーの「人生の7年周期説」でしたね。

 人間のすべての細胞はだいたい7年で入れ替わると言われています。

 7年というのは私たち人間にとってひとつの節目にあたるのかもしれません。

 シュタイナーはこの7年周期説から人間の人生を72年と考えました。

 私たちに人間の平均呼吸回数は一分間で18回だそうです。

 一時間だと1080回、一日で25920回となる。


 これとは別に、太陽が黄道を一巡するのに要する時間は25920年。

 一度動くためには72年かかる計算になる。


 たんなる偶然とか、端数が云々はこの際横に置いて、

 この25920という数字をひとつの「節目」と考えて、
 人間の寿命を仮に25920日と定めれば、約71年。
 ここから数え年で人生72年としたようです。

 この7年周期の期間(ステージ)に私たちは色々な経験をして
 次のステージ(期間)に進みます。

 簡単に、そのステージのテーマを紹介しておきましょうかね。


 第一期(〜7歳)  身体成長期
 第二期(〜14歳) 心の成長期
 第三期(〜21歳) 思考の成長期

 この一期から三期は人間の成長時期で準備段階のようなものです。
 人間は人と環境によって育まれている。
 また、第一期の時期は「愛される」ことがとても重要だと思います。

 第四期(〜28歳) 自我と現実との共生
 第五期(〜35歳) 現実(人生)の矛盾(危機)に向き合う(心の修行)
 第六期(〜42歳) 精神的な生き方へ(人生の折り返し地点)
 第七期(〜49歳) 新しい価値観に則った実践(物から心へ)
 第八期(〜56歳) 自身の人生の完成させる(目標の)再確認
 第九期(〜63歳) 自身の人生を完成させる(仕上げ)の時期
 第十期(63歳〜) 人生の贈り物(おまけ)

 ざっとこんな感じです。最後の「おまけ」っていうのが笑えますが、
 人間はこういった7年周期の転換期から精神的に成長していくのだそうです。
 プロセスのようなものですね。

 ただ、個人差もあるでしょう。

 その7年間で本来しっかり取り組まなければならない問題やプロセスを
 避けてしまったり、勘違いして過ごす場合もあるでしょうね。

 それでも次のステージには移行するようです。

 ということは、その7年をどのように生きたかで、
 次のステージの環境や次元が違ってくる。

 たとえば、JR山の手線で上野から出発したとして、次は御徒町とします。
 個人差というのは人によって御徒町
 アメ横筋子を買ったり、ディスカウントの老舗「多慶屋」で迷子になったり、
 お魚デパート「吉池」で鰹の刺身を買ったり、変な宝石商で鉱石を買ったり。。。

 さあ、次は秋葉原だ。
 ある人は石丸電気にいったり、メイドカフェに行ったり、
 おやおや、あの人は「ヒロセ無線」に、、、は〜はあ「鉱石ラジオ」を作るつもりかな?

 さあ、次は神田だ。古本屋へ行く人、ピンサロに行く人、蕎麦屋に行く人、人それぞれ。

 この説明で分かった(汗)?

 
 本来のあるべき時期にあるべきプロセス経て生きていないと
 途中で自己矛盾が生じてくることもあるかもしませんね。

 上野ではパンダを見ておくべきだった。情緒を育むために、とか
 御徒町ではミルクスタンドで牛乳を飲んでおくべきだった、健康のために、とか
 秋葉原では秋葉原デパートの実演販売を鑑賞すべきだった、向学のために、とか
 を、有楽町の「マリオン」で気づいて、「ビッグカメラ」に向かう人、
 「プランタン銀座」に向かう人、宝くじを買う人、人それぞれ。

 余計に分からない解説になってしまいましたね(涙)。

 で、折り返し地点は品川だ。
 京浜東北線で横浜方面に往く人そのまま新宿方面に往く人、それぞれ。


 ♪ あ〜あっ、恋の山手線 (歌うは小林旭