あかんたれブルース

継続はチカラかな

メタボと金髪のヘビメタの末路

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 槍の話から馬の話です。

 馬に乗ると足が地に着いた今川義元は、その苦手意識から輿に乗って上洛。

 桶狭間で信長も奇襲を受けましたが、逃げ遅れて首を打たれます。

 運動不足から相当にメタボだったようです。

 その点、信長は金ヶ崎の撤退とか、家康は三方ヶ原の遁走でも、その馬術、腰の軽さが大切です。

 いや、馬の能力ももっと重要なのかな。山内一豊の馬の話、妻の話。

 今の時代劇とかで出演している馬はみんなサラブレッドです。

 中央競馬種牡馬繁殖牝馬になれらかったものが、
 乗馬用とか時代劇の生きた大道具になるわけですね。この下はニューコンビーフ(涙)。

 こういった外国産のアラブ系の馬が日本に入って来たのは明治の頃です。

 軍用馬(騎兵)として輸入されて繁殖されました。

 そう、『坂の上の雲』の秋山好古(兄)ですね。彼は「日本の騎兵隊の父」です。

 日本の競馬の原点はここにあります。

 西郷隆盛の弟、我らがナイスガイ・従道は馬主兼ジョッキーだったそうです(汗)。

 目黒競馬場でしょうか? 横浜がはじまりですから根岸競馬場ですかね?

 馬には鹿毛、栗毛、芦毛とかあって、芦毛馬は少数派でした。

 別に、芦毛馬の能力が落ちるわけじゃありません。

 これは、軍が目立つ芦毛馬を嫌ったからです。
 (雪の戦場では目立たないと思うのだけれど。。。)

 だから必然的に芦毛馬は淘汰されていった。

 芦毛馬は白馬と違いって、最初は黒っぽい黒鹿毛青鹿毛のようですが、
 成長していくと次第に白っぽくなっていく。

 『坂の上の雲』で、日清戦争の時でしたか、
 好古の部下の愛馬が芦毛で使用禁止を言い渡されて、くやしくて、
 緑のペンキで塗って大陸に渡ろうとするエピソードには爆笑でした。

 芦毛ブームは昭和63年からのオグリキャップタマモクロスからでしょうか。

 オグリキャップの現役時代はわりかし黒かった。ダークグレーっぽい。

 タマモクロスはもう少し、白が目立って、遠目からは骸骨が入っているようでした。

 対して、栗毛は綺麗ですよね。蜂蜜壺をひっくり返した。という表現がありますが、
 なかでも、栃栗毛尾花栗毛ってやつはたてがみが金髪で超きれい。

 貴公子のようです。サッカーボーイとか有名ですかね。

 昭和62年組にゴールドシチーという「キ印」の渾名を持つ気性の悪い馬がいまして、
 皐月賞菊花賞では共にサクラスターオーの2着した馬。

 よしだみほの漫画『馬なり1ハロン劇場』では「金髪のヘビメタ野郎」として登場。

 引退後は乗馬用として宮崎に送られましたが、そこで放牧中に暴れて骨折、予後不良となりました。


 なんか今日もまとまりのつかない記事になってしまいましてね。

 好き勝手、思うままに、ダラダラと。和んでいます(汗)