あかんたれブルース

継続はチカラかな

故郷からの贈り物

 昨日、故郷の友人から贈り物が届きました。CDが2枚。

 「馬ちゃんが方言を忘れないように」とメモが付いていました。

 中身は地元バンドの歌う方言でもブルースブギウギ。
 まあコミックソングと演歌の類だ。

 昨年、父親の葬儀で帰ったときに偶然に十五夜の催し物でそのライブを
 海岸の草っ原で聴きまして。感動。

 妹に話して、その友人からその友人の伝手をたよってMDを手に入れたのですが、
 私、実はMDプレーヤーを持っていない。聴けないんだな(涙)。
 妹の車のカーステレオで何回か聴いたのですが、私が感動した曲は入っていなかった。

 昨日届いたCDにはみっちり30曲ほど入っていて、その曲も入っていました。

 なにも話していなかったのに友人はなぜ私の想いが分かったのかしらん?

 この友人っていうのが、以前お話した新ちゃんの手引きで闇討ちにあって殴られた
 可哀想な有ちゃんです。

 で、さ、昨日からその曲を聴いているんですが、
 ハアハア笑ってますよ。とっても面白いの。みんなにも伝えてあげたい。

 でも、無理なんだよね。そのギャグを説明しないと面白さが伝わらないって。
 それほどに言葉の壁がある。なぜか福建人には伝わるんだよな(汗)

 それで一曲だけ吹き出したやつの2箇所。

 枕崎の人間が嫌な奴と考える人間の性癖を歌にしたものです。

   地元の人には鹿児島弁(カッコつけちゃって!)
   鹿児島の人には標準語(嫌な奴!)

 こんな感じなのですが分かる? それほどに言語には格付けがあって、
 私たちの地方は鹿児島県でも下に見られてる。
 小学校の頃、いい言葉を使えて先生に指導されましたが
 その先生の「いい言葉」が鹿児島弁で若干標準語という変な日本語でねえ。

 英語の教師の発音なんてみんな鹿児島弁ですよ。私らの中学高校だけじゃない。
 妙に正しい発音なんてしようものなら村八分イジメの原因になりかねない。

 まあいいや。済んだことだし。(でも嫌いなんだよ日教組強いし)


   変な格言をよく使う

   「人間サイドンがツラ」


 これが一番笑ろた(爆)。
 「人間塞翁が馬」に引っかけているんですが、塞翁を「サイドン」とは
 「猿」のとで、鹿児島県はなんでもドンを付ける。
 西郷ドン、あっぺドン(蛙)、つっドン(月ドン)、さがんドン(左官屋さん)、でっドン(大工さん)、、、。

 「ツラ」は面、顔のことです。だから、

 人間万事猿の顔。となる。これ面白いと思うのだけれど、伝わる?

 方言のセンテンス、ニュアンス、音の響きとか繊細さと知性が、、、ダメかな(涙)。


 人間バンジージャンプ細胞が馬の耳