おはよう。今朝はなんか調子いいみたい。久々。
PCの前に座ってもつらくないぞ。
昨夜、映画『デイアフタートゥモロー』を10時半からのラスト1時間までを観たましたが、
結構楽しめました。だからよかったのかな(笑)
Kちゃんがなんでこんなことになったの?と聞くので
「中国が「闇」石炭を燃やすからこうなった」と勝手に口が動きます。
後から妻がなんでこんなことになったの?と聞くと、Kちゃんが
「中国が「無闇」に石炭を燃やしたから」と偉そうに妻に講釈します。ははは
風説の流布かあ。でも中国の闇炭田闇石炭の問題、いや中国の数字って、
恐いですよ。公表される数字は氷山の一角。
映画では津波に呑まれたニューヨークの摩天楼が描かれていましたが、
中国では建築偽装手抜き工事ですからすべて最初で崩壊。ですね。
アメリカ映画はかなり以前から「家族愛」をベースに敷いていますよね。
家族の崩壊がそこにあるからでしょう。
でも、それを、観客が渇望しているのも事実です。
家族の崩壊を予見した作品を1953年の西部劇『シェーン』からだと私は考えます。
『デイアフタートゥモロー』では『ニモ』同様に「父性」を感じた。
いくら映画でアピールさせても変わらないんでしょうね。
そう変わらない。ものです。
宮崎駿『風の谷のナウシカ』が公開されたのは私が20代の前半でした。
こういったパニック映画で自己犠牲のシーンが重要な部分を占める。
『アルマゲドン』でも『ディープ・インパクト』デモ。。。感動する。
『デイアフタートゥモロー』でも
ショッピングセンターの屋根から宙づりになった仲間が、命綱を自ら切るシーン。沁みました。
なにバカな思いに慕ってるの! そういう風に意図的に作られているのよ!
あの国はそうやって自己犠牲を国益としてのヒーローに仕立てているの。
というかもしれません。
そういう評論家的な思考って好みませんな。それに古い。
間違ってはいないけれど、誇張して捉えすぎ、稚拙だ。
軍国主義や特攻隊云々の本質もそこにはありませんよ~お、だ。
真珠湾攻撃が米国の陰謀だったと本気で考えるのと同じです。
特に自分が、映画に洗脳されてとかとは思わないのですが、
あんな風に、自分の命が誰かの何かのためになって死ねるなら、いいよね。
私たちの聞かされる大往生のスタイルは「畳の上で死ねる」でした。
竜馬も西郷隆盛も大久保利通も畳の上では死ねなかった。
大谷吉継も真田幸村も。。。それでも、いいよな~あ。
だいたい、いま、畳の上で死ねる人っているのか?
ほとんど病院じゃないでしょうか。
生きることとだけじゃなく、死ぬことも同じくらい、考えるべきです。
それは最近流行のリセットという選択じゃなくてね。
『デイアフタートゥモロー』では
いいメッセージをいくつも伝えていましたが、
ホワイトハウスや事業家たちには届かなかったようですね。
2004年の作品です。