「いい加減」のお腹と背中(5)
「このろくでなし!」
また、妻に怒られてしまいました。
そして畳に「へ」の字を書く。。。
ろくでなし、ろくなものじゃない、ろくでもない、耳にタコ。
このろくでなしの「ろく」って、「六」って書くようですね。
「六出なし」
どうもサイコロの目が「六」が出ないこと、出ない人を罵倒する言葉のようです。
丁半博打じゃない。たぶん、チンチロリンですね。
双六人生ゲームってこともないでしょう。
つまりは、「ろくでなし」って真面目じゃない人間を指すんじゃなくて、
賭け事のセンスがない、かっらきし博才のない者を言っているわけだ。
中山競馬場の旧オケラ街道をブツブツ言いながら船橋法典駅に向かう者達、
「ろくでなし」。
「盆が暗い」の「ボンクラ」と同じ意味ですね。
昔の人は、奥様方は、こういうセンスを非常に重要視していた。
男の甲斐性は博才にある。
そして私は「ろくでなし」。真面目に生きるだけではダメみたい(涙)
いや、「続・三丁目の夕日」を観て六ちゃんの名前が気になりまして(汗)。
親も色々な思いで名前を付けるのんなだな、と。