あかんたれブルース

継続はチカラかな

そこだけは、逃げちゃダメ!

心と体(番外-3)眠りと意識。そして自覚




 私たちは自分の「意識」に対して、
 とても早とちりで把握しているような錯覚に陥っています。

 この意識とか記憶とかは途切れ途切れで、なにかの拍子に必要に迫られて
 取り戻せるから、連続して繋がっていると思い込んでいる。だけ。

 意識障害とか記憶障害とかは特に神経症を病んでいる人たちだけの問題ではありません。

 物忘れ、酷いでしょ。最近(笑)

 おおかたの人間が、眠りと目覚めの状態を繰り返しています。

 「自覚」とは、それとは別の状態。

 「自分って何?」と悩んでいるうちは、まだ自覚が足りないこと。

 「自分が何になれるか」という意識こそが自覚の現れとなります。

 その先に、客観的な意識が芽生えるのだそうです。

 そう、つまり、私たちは非常に主観的な生き物ということになる。

 だから、自分のことしか考えない。

 自分の基準でしか考えられない。

 見えるものが見えない。その理由がここにあります。
 そして、見えるものを見ない。は罠ですかね。

 時々、目覚めから自覚のプロセスで
 突発的な事故とかアクシデントもあるかもしれません。

 憑依霊とか狐憑きとか社内研修とか宗教勧誘とか
 そいったマインドコントロールとか勘違いで「自覚」の錯覚に陥ること。

 気をつけましょう。

 足元がふらついていたり、心にすき間があったりすると、取り憑いてきます。

 こればっかりは自分自身を誤魔化すことはできない。
 下駄は履けないのです。転びやすい。


 よく、考えすぎないで。という言葉を贈りますが、間違っているのかも。

 もっと考えるべきであり、その考える方向性が誤っているのかしれません。

 人間っていうものはとにかく身勝手で楽な方に転びますから
 追い込まれないと本気になれないものです。

 追い込まれている状況の人にとってはつらいことですが、
 逆に、本当の在り方を見いだすチャンスなのかもしれない。

 頑張って!

 私はあえて、この言葉を使いたい。
 
 そのためにも、見えるものを見る。
 という姿勢は非常に重要なことだと思います。
 そこだけは、逃げちゃダメ。