あかんたれブルース

継続はチカラかな

ノンポリが文化を潰す

オタクの品格(2)



 「オタクの品格」と題して、
 第一回で「秋葉原の路上パフォーマンス禁止」の批判を枕にしました。
 http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/42740035.html
 6月2日、月曜日の記事です。その6日後の日曜日に事件は起こった。

 何も知らないで、夕方テレビを着けて知りました。

 その後に、ネットのニュースで、犯人がアップさせた凶行までの
 リアルタイムな書き込みも読みました。これを動機として認めなければいけないのか、、、。

 作業服が隠されたのかどうか。それとも妄想が生んだ思い込みなのか。
 どちらにしても、だからといって、普通は実行には移さない。

 普通じゃなかったってことか。異常だったってこと?

 裁判で弁護団が精神鑑定を持ち出して、責任の有無が論点にされてしまう。
 そんなことを先走って考えると憂鬱ですねえ。

 恐いのは犯人と同じような閉塞感に苛まれている人たちが少なくないってことです。

 私だって危ないかもしれない。

 よく神経症の病名を検索して、その症状や特徴を読むと、
 おおかたいくつかは当てはまる。あれも収拾がつかないものです。
 細分化するのはいいけれど、専門家も把握できているかどうか疑問です。

 また、何かあると、誰かに何かに「責任」を押しつけてしまう。
 私の住む地域は公園が多く、とても環境のよいところで、
 密かに「子供の町」と呼んでいました。

 公園には別名で「ロケット公園」とか「時計公園」「鳩公園」「鬼公園」など
 ニックネームが付いています。
 それぞれに、ユニークな滑り台やジャングルジムなどあるのですが、
 昨年からそれらが撤去されたり、縮小されたりしています。

 事故の対応策。

 事故が起きれば糾弾される。誰も責任は負いたくない。

 
 漫画やゲームに対しても規制がしかれるのでしょうか?
 なんかそんな記事を目にしましたが、そんなものなのかなあ?

 違うよね。

 確かに、私でもこれは?と思う作品もあります。
 有害サイトの問題は早急に対応したほうがいい。早く規制しろとも思う。

 しかし、問題の解決を漫画やゲームの規制にもっていくのは筋が違うな。

 理想論でしょうか?

 私は作品の善し悪しで淘汰されてくれればいいと願います。

 それが健全な文化の王道だと思うのですが。。。

 昨日は丸の内の丸善本店の喫茶店で打ち合わせだった。
 久々に大きな本屋さんに足を踏み入れると新刊が溢れかえっている。
 その出展数に気後れしてしまいます。毎度のことながら(汗)。

 「ランキング恐怖症ってあるんですよ」。担当者がこぼしていました。

 最近の読者がネットなどのベストセラーランキングでしか
 本を買わない傾向があるそうです。
 それも各ジャンルの第一は認知されるが、二位以降はハナもかけない。
 二位から先はロ〜〜ングテ〜ル。な、わけだ。
 それに編集者たちは怯えている。ということです。

 出版業が斜陽と言われて、本屋さんが軒並み潰れて出して久しいです。
 活字離れって言葉は終戦のドサクサだったか? まさかね(笑)。

 文化って大事だと思います。

 国が滅びるよ。

 だから、オタクを取り締まろうなんて考えはダメです。危険。
 そして、全国のオタクもプライドを持とう。
 「オタクの品格」を持とうよ。