あかんたれブルース

継続はチカラかな

あれもこれも病気




以前「アエラ」で虐待された子供と養父母の特集記事がありました。

愛情を拒絶された傷ついた子供たちを必死に受け止めようとする
切ない話。

甘えられない。確認しようとする子供たちがそこにいます。
愛を試そうとする。

傷ついた心は容易にうち解けてはくれない。
そういう現実のなかでの養父母の葛藤に(￿￿我を忘れて、、、。

なんの因果でこの子たちは、こういった試練を背負い込むものなのか。

人間は苦しみや悲しみを誰かや何かのせいにすることで自分を守るという本能がある。

そういう知恵が育たない場合は、
受け入れられない状況に
人格を分けることによって納得させようとするそうです。

ひところ流行ったアダルトチルドレン。機能不全家庭で育った子供たち。
一般的には虐待やアルコール依存症により被害者たちですが、
その解釈をめぐって、意見が分かれて持て余し気味。収拾がつかない。

以前、そういった記事をアップしたとき、

「考察したいの?指南しましょうかぁ?」

というコメントが入ってた。

なんだろう? と訪ねてみたら・・・。
とんでもない。勘違いした甘ったれの坊やでした。
あれでは心配する両親のほうが可哀想。

人によって、症状によって、解釈や感じ方も様々。ですけどね。

比較してもしょうがないけれど、極道の父親でそりゃ苦労した人がいます。
そりゃ真っ直ぐに育って立派に生きている。眩しい。
その人にもその人なりの悲しみはあるんだろうに。
まあ、そんなのどうでもいいわけだ。今が一番大切なんだもんね。

とは別に、その不満の矛先を誰にも向けられられず、
遠い記憶をたどって、両親に向ける人たちもいます。
それはそれで哀しくもある。

虐待や問題のある父親を持った女性が同じようなタイプの男性を
選んでしまうケースがあるといわれます。
それをトラウマからくる影響とか指摘しますが、意味わかりません。
分かったような分からないことを分かったように解説する。
まるで呪詛のようだ。
烙印のような病気に仕立ててしまう。(そうして欲しい人もいるとして)


人間は必要とされたい。

なんか放っておけないのでしょうね。

遠い日の父親を追っているのでしょうか。

そう思うと、彼女たちは彼女たちなりの優しさがあるわけで、
ちっとも変じゃない。うまくいくかどうかは結果論。
後口上で障害とかなんかで括らないでもんだね、吉岡君(誰?)。