今度はおでんかフランクフルト
朝から体が痛くてヨチヨチ歩きです。ロボットみたい。
二日酔いは「中の上」ぐらいですが、筋肉痛は酷いですね。
そういうわけで昨日は御輿を担いできました。声もガラガラ
アメ横のオジサンみたい。「馬600円馬600円でどうだあああ」
御輿は重い。
いえ、持ち上げようと思えば前と後ろ担ぎ棒を一人ずつ二人でもてる。
実際に移動するときはそうしています。
しかしこれを20人30人で担ぐと、重いんだな(汗)。これが。
不思議でしょ。
ぶら下がっている者もいるのです。決して悪気じゃないんです。結果として。
これって社会とか組織とかグループ、共同体に似ている。
たとえば、休憩所から休憩所まで500メートル。
合理的に効率よく考えれば、二人で運んだほうが速いのです。
御輿の注意点に「速いと不味い」というものがある。
御輿は非常に不合理なものなのです。
大の大人がそういう不合理な行為で熱狂する。非日常があります。
担ぎ手に外人がいたのでインタビューしてみました。
「エクスキューズミーちゃんアナタはドコモをオツカイで家族割?」
アメリカ人だそうです。西海岸の方の人。
とても不合理で理解できなくて最初の頃は悩み、ホームシックにかかりましたが、
妻の愛と二人の子供、そして町内会のみなさんに支えられて
いまでは御輿がなくては生きていけない。依存症かもしれないと。
携帯はソフトバンクだそうです。
御輿は舟のように町内を揺れながら行進します。
愚か者の船。担ぎ手はなにも考えません。たまに、
「ああ疲れたあ、休憩所はまだかな・・・今度はおでんがあるといいな」
ぐらいです。か次はビールじゃなくて日本酒にしよう。
だいたいこれで92%を占める。独禁法ギリギリ。
年に一度ですが、こういうの必要です。
日本人はすごいことを考えた。
こういった、無駄が必要なことを知っていたわけです。