文化の食い合わせゲロゲロ
明治の頃、伊庭貞剛というの人がいました。
住友総理事という肩書きですから相当な者です。いえ、肩書きは関係ない。
この人は人を育てる達人でした。
どんな風にやるかというと、彼のもとに上がってくる書類には
どんどんじゃかすかバリバリベリベリストロベリーめくら判を押しちゃう。
「めくら判を押せないような書類なら、はじまから作らせぬがよい。
そんな書類しか作れぬ部下なら、はじめから使わぬがよい」
とにかく、お前たちを信任していると。
こうなると部下も必死で頑張ります。
責任はすべて伊庭がとるので、ミスがあったら大変!
伊庭に迷惑をかけてはいけない。
これが緊張感となって責任感が貫かれて、真剣に努力して成長していった。
もっとも今の社会ではなかなか尊敬できる上司も少ないのだのと
先月の何かの調査に出ていましたねえ。
対するアメリカでは、国務長官時代のヘンリー・キッシンジャーが
部下に2回書類を書き直させた。
そして、最後に
「これから読むよ」とメモをつけたといいます。
「最大の労力を表すものでなければ上司に提出してはならない」
この差、なんだと思います?
性善説と性悪説。宗教でしょうか?
文化の違いですね。
この際、良い悪いは横に置いて、文化が違う。日本の文化。
いまの日本は食べなれないピザやハンバーグやパスタで腹下しを起こしています。
食生活から改善して体質改善しないと。
絶対に白人にはなれません。100万円賭けてもいいよ。