あかんたれブルース

継続はチカラかな

宿命の誤解を安岡は訴えていた。

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細木が占い師として「運命」を鑑定する。
それはあたかも宿命という位置付けです。

安岡正篤は運命とはそういうものではなく、運動するもの、変化するものと説きます。
その「命」には「運命」「宿命」「立命」があると。

安岡はさらに言う。みんなは誤っている。運命を「宿る」宿命として
探り当てるような認識は間違っている。すべては変化して自ら創り出すものだ。

たった半年弱の関係で細木数子安岡正篤の愛弟子なのだと公言してはばからない。
時間だけじゃない、その教えもまったく違うのに・・・

しかし、数子をあなどってはいけません。彼女は知っているのです。
だから、きっぱりテレビから姿を消せた。わけです

そして、彼女はこう嘯く
「お前達のような欲の亡者には銭の話が一番なのさ」

ボケたとはいえ、碩学安岡正篤を籠絡して数子ですもの。腹はできていますよ。


さて、
昨日、エコさんから質問を受けました。
>馬太郎さんにとって、「理」となにか?

困ってしまった(汗)。一晩悩みました。昨夜は寝ていない(泣)

理、ことわり。

・ ・・そうですねえ、当たり前の、法則でしょうか。
人は生まれて必ず死ぬ。とか、花は枯れる。つまり老いる、老化する。
人間は正しいことをすると嬉しい。
人間は愛さずにはいられない。とか、優しくしてあげたい。
借りたものは返さなければいけないし、約束はできるだけ守りたい。
人を呪わば穴ふたつ。
人間の摂理。

太陽は東から昇り西に沈む。そして必ず陽はまたのぼる。
月の引力で潮の満ち引きがあるように、風が吹いたら桶屋が儲かる。

こういうのを「宿命」というのだそうです。

だから業とかそんな言葉で騙されていけません。


「運命」とは動くもの。私たちは常に内と外からその変化を余儀なくされます。

立命」とは、自分を知ること。自己アイデンティティーの確立から
自分の役割を知り、志をたてて生きること。

まだ、惚けていない頃の安岡正篤が力強く教えてくれました。
これが陰陽学と易経の核心の芯ってところですかね。
細木数子もたぶん知っている。
だからヤツには気をつけろ!





陰陽四十八手(6)惚け殺し油の地獄
写真は数子。六星占星術ですから12進法の陰陽学なんですね。
基本は陰陽五行なのだ。