危険な匂いの男
「『シェーン』に学ぶ平凡と乱倫の幸福の行方 」
なんて記事をむかしアップしてて、もう少し書き足したかったのでした。
今年ももうすぐお仕舞いなので、忘れないうちに一席やらせてね(汗)。
Mr.インクレディブルのモデル。つまりアメリカの父親の肖像を
西部劇の名作『シェーン』でのヴァン・ヘフリンだと推察しましたが、
この『シェーン』で母親役を演じたジーン・アーサー。
作品では良妻賢母として描かれいるのですが、
その妻がその母が、
危険な匂いのする流れ者・シェーンに心を揺らす。
1950年代前半にアメリカ社会では「愛の賞味期限」の現実に焦りを感じていた。
で、この良妻賢母を演じたジーン・アーサーっていうのがクセモノなのです。
ワイオミングの大草原の一軒家で慎ましく家族を包んでいるこの女。
実は結婚前は大都会でブリブリのキャリアウーマンだった。
いやジーン・アーサーという女優はそういう役柄を十八番にしていたってことね(汗)。
日本だとダブル浅野とか天海祐希とか?
だから、公開当時の観客はそのギャップに驚き、
そして、映画の成り行きから「彼女だったらあり得る」と頷いて、
手に汗握り、夫と息子を残してシェーンと駆け落ちするのではないかと、
ハラハラしてた。
あの映画史上最高のラストシーンの名セリフ。
「シェ〜ン〜 カ〜ム〜〜バ〜ック〜〜〜」は
「マ〜マ〜ア〜 カ〜ム〜〜バ〜ック〜〜〜」になると約38%の米国人が心配してたそうです。(嘘だよ
しかし、女性ってなんで「危険な匂いのする男」に弱いの?
あれだけ、理想の男性は?という質問に
「やさしいヒト」とか「包容力のある人」「生活力のある人」と答えておきながら、
危険な匂いがするとイチコロです(涙)。
と、いうことで、わたしは今さっき100円ショップでメンマを買って来ました。
これを素肌に塗ったくって、午後から町に出ます。
もうメンマ臭い。プンプン しかも中国産ですからねえ。
また罪作りなことをしてしまうなあ・・・
『シェーン』に学ぶ平凡と乱倫の幸福の行方
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%B7%A5%A7%A1%BC%A5%F3
再度、『シェーン』で語りたい。・・・・(2)
ジーン・アーサー Jean Arthur
http://www.geocities.co.jp/hollywood/5710/index.html
画像は『シェーン』のワンカットと
結婚前に浮き名を流すキャリアウーマン時代のジーン・アーサーを
赤裸々に記録している『オペラハット』