あかんたれブルース

継続はチカラかな

スピリチュアルと物理学と易

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江原さんの話はもういいでしょう。
堕落したブランド狂いのデブってことで過半数の支持を得たということにします。

問題は、高級和牛しゃぶしゃぶを喰らってメタボになる江原さんではなく、
彼のいい加減さイコール「スピリチュアル」ってマヤカシってされることです。

日本人には悪いクセがあって、最初は無条件に受けいるけれど、
その主張にひとつでも矛盾があるとすべてを反古にしてしまうことです。
これはマスコミの常套手段でもある。

   たとえば、石井七三一部隊を紹介した森村誠一の『悪魔の飽食』は
   その後、意図的にガセネタを提供されて、その事実を失墜させてしまう。
   司馬遼太郎の『坂の上の雲』の個別の事実関係の誤りを指摘して
   そのすべてを「捏造」と決めつける。


江原さんへのパッシングもすでにありますし、細木数子にもそれはある。

これまでわたしは「引き寄せの法則」からマーフィー牧師ときて
細木、江原の問題点を指摘してきましたが、それぞれの7、8割にはうなずけるところがある。
としてきました。

問題は残りの2、3割なんですよね。この矛盾・問題点を解明したい。

そのヒントに中国の古典中の古典「易経」があり、
妃嬢のいう「量子物理学」があると確信しています。

わたしたちは「安って」言葉にも弱いのですが、
「科学的」という言葉に弱い。

理系の話は本来苦手なのですが、少し背伸びをしてみますね(汗)。

第一次世界大戦前の1911年
ベルギーの実業家エルネスト・ソルベーがスポンサーとなって
ブリュッセルで物理学の国際会議が開かれました。

このソルベー会議には特別に招待された者だけが参加を許された
少人数(十数人から二十人程度)のものでしたが、
その後の「物理学」発展に多大の貢献をしました。

この頃、ある意味で物理学の世界は行き詰まっていました。
それは「物と光(放射)」に関する考えを、多くの物理学者が新しい概念を受けつけなかったからです。

しかし、1911年から1927年にかけて5回のソルベー会議会議によって、
20世紀の物理学は飛躍的な一歩を踏み出します。

この頃、ドイツ人の宣教師が青島から「易経」をヨーロッパに持ち帰ります。
「易学」は最初にユングなどの心理学者に研究されたようですが、
それ以上に物理・科学の世界に多大な影響を与えたといわれます。

わたしがまず「易学」に注目するのは、ただ単に占いとか神秘とかではなく
その二進法からなる陰陽学をベースにした変化と循環法則のメカニズムであり、
それを閉塞感に陥っていた西洋キリスト教系の科学者たちが受け入れた点にあります。

わたしたちは自分たちで理解できないものを非科学的だとしてしてしまう。
スピリチュアルにしてもそうですが、
妃嬢はそこで、じゃあ「科学的にやろうじゃないか!」と、
「量子物理学」を提示してきた。

このソルベー会議こそ、その「量子物理学」の出発点だったのです。




陰陽四十八手(33)東西融合で閉塞打開!
写真は第一回ソルベー会議の模様