あかんたれブルース

継続はチカラかな

悲しい風景




彼女は重度の「うつ」に苦しんでいました。
それに拒食症が加わって、やばい状況に陥っていた。

最初の入院の後、症状はより重くなっているようだった。

音信も途絶えがちになって、心配していたときのことです。

彼女のゲストブックに暴言的なクレームがあった。

なぜだろう?

相手先に行ってみた。

知り合いのブログでも見かけたことのある中年男だった。
そういえば彼女のゲストブックでも以前みかけたなあ・・・

このオヤジは「強迫神経症」を病んでいた。

彼女のコメントは探せませんでしたが、クレームの日付を逆算すると
このオヤジのブログに「拳銃」の画像が張り込まれたと大騒ぎになっていた。

前後関係から彼女は「そう心配しなくても・・・」と内緒コメをいれたかどうかして、
このオヤジの逆鱗に触れたようです。

あらら、なんともはや(涙)。

そんなコメントは即削除して、お気に入り登録外しちゃいなよ。
と、コメントしました。
「はい」と返事があって、それは実行されました。

悲しいこと(1)
たまたま、このオヤジが調子悪いときに行ってしまって
正常な冷静な意見をしてしまった彼女が打たれて悲しかった。
当人も吃驚して当惑していたようです。

悲しいこと(2)
そんな訳の分からないところに行かないで俺の所にでも来てくれればいいのに、
フラフラって、なんとなく、同じ仲間のところに行ってしまったことが
なんとも悲しかった。
それ以前に、自分のブログが「難しい」っていうことも悲しかた。
お気楽ではない。そして・・・

悲しいこと(3)
このオヤジが大騒ぎして警察に通報するとか騒いでいるときに
「はやく連絡したほうがいいです」とか
同調して心配するブロガーたちの多いことに悲しかった。
実際に警察を呼んだそうです。「いま帰ったところ」と報告していました。
緊迫して緊張はしったようですが、
呼ばれた警官の当惑した表情を思い浮かべたら悲しかった。
(実際に救急車の119番と同様にこのような110番通報も多いそうです)

こういった連帯感もブログの魅力なんでしょうけどね。
それが故に彼女はフラフラって行った。

俺のこと? うんざりだったんでしょうね。悲しいなあ。
か、拒食症の症状としての記憶障害ですっぽり忘れ去られたか。

それもまた悲しい。