あかんたれブルース

継続はチカラかな

息子の成長




親バカを承知で、熱く語らせて!

Kちゃんのこと。

誰に似たのか知らないけれど、とっても素直で良い子です。

小さい頃から泣かない子でした。
ダダをこねたのをみたことがない。
たぶん、我が家で一番冷静。

剣道もがんばって、いまは3級です。
非常に綺麗な剣道で先生方の評価も高い。
たぶん、中高生では区内でも有数の選手になるだろうと言われている。

でも、闘争心というのに欠けていて、まだ優勝したことがありません。
欲がないというか、なんというか、人がいい、優しいのだ。
そのあたりのヤキモキは以前にも記事にしました。
剣道の先生は小学生では基本を習得するが一番大事。という言葉を支えに、
勝ちに急ぐ妻と、長い目で見ようというわたしの間では意見の相違もあったものです。

さて、このKちゃん。誰に似たのかとってもシャイで恥ずかしがり屋。

しかたないんだ。これも成長のプロセス。
また、日本人は伝統的に「恥の文化」というものがある。
これって、みなさんも心当たりあるでしょう。

最近、Kちゃんに変化があります。

身長も伸びて、幼児体型から少年に変貌を遂げた。昨年の秋頃から。

そして、よく喋るようになりました。
前はねえ、あまり喋らない。寡黙な子供。親が喋りすぎるのもあったかもね(汗)。

学校のこと、友達のこと、環境のこと、宇宙のこと、などなど。

今年の元旦の夜、二人だけで初詣に出かけたとき、色々な事を話した。
緑人間のこと、クラリオン星人のこと、カオスポイントのこと、などなど。
先日は夜二人で留守番してましたが、経済や歴史の質問をされて嬉しかった。
「パパの話は面白いね」と言われて、嬉しかった。
記事にした「痛み」の話も今年になってからでしたね。

でね、この恥ずかしがり屋のKちゃんが、先日、
ちょと離れた業務用スーパーで友達と買い物してたそうです。おやつのお菓子。

そしてら、若い見習のお兄ちゃんが一生懸命にレジの使い方を
パートのおばさんに習っていたとか。
それは必死に真剣な表情だったそうです。Kちゃんは感動したんだね。

ハイチューだかなんだかの買った商品を
そのレジのお兄ちゃんに差し出したときに、Kちゃんは言った。

「がんばってください」

だって。わたしは・・・絶句、した。
この話を妻から聞いたときに、手から黄金のマウスを落としたよ(汗)。

お兄ちゃんは照れたような、でもとても嬉しそうにしていたそうです。

わたしだって、よっぽど可愛いレジうちの娘じゃないと、言えない!

息子がこういったプロセスで成長していることが嬉しいです。
勉強ができるとか、
剣道で勝つこと以上に
父は嬉しい。