あかんたれブルース

継続はチカラかな

馬の朗読、読書の秋の思い出



Kちゃんの進研ゼミの国語の点数がよくない。
とくに作文がダメみたい(涙)。

「もう少し見てやって!」

思わぬ八つ当たりの矛先がわたしに・・・

ということで、週一回土曜日に国語・作文の授業です、が、さ。

どうやって教えるのか・・・
論語とか呂氏春秋でも、違うなあ(汗)。
だいたい、わたし自身が作文とか苦手だったもんね。
四百字詰め用紙に2〜3枚におさまらないし(なんでも大河ドラマ
それに言語の壁もあって、方言を標準語に直すのも面倒だったし。

先生や一般受けする作文模範に沿ってしまおうとする
悪しき罠にはまってしまってた。

Kちゃんにもそれがあります。

「苦手意識を持たないでね」

それぐらいだよなあ〜

そんなことより、本でも読んでくれたがいいよ。
今年の夏休みに子供向けの『三国志』は読んだみたい。

司馬遼太郎でも読んでくれたらいいのだけど、小学6年じゃ早いかな。

と、閃いたのじゃ。

じゃ、俺が読んで聞かせようじゃないか。とさ

本棚の奥から『竜馬がゆく』文庫本第一巻を探してきたよ。
これを毎週土曜日の午前中に一時間ほど、一章ぐらい
読んで聞かせよう。自分でももう一度読んでみたかったし、さ。

で、これがなかなか興味を惹いたようです。

第一章は竜馬が江戸に向かう話。
今日は、その旅の途中でお田鶴さまとの邂逅の段。
そしたら、辻斬りに遭遇して、Kちゃんに乞われて次の章まで・・・
しめしめ(笑)。

これで中学生ぐらいになって勝手にわたしの本棚から勝手に
物色して読んでくれたらいいよね。
男子の本懐、父親としての本懐。

でさ、たとえばわたしが死ぬわけだよ。すぐじゃないけど
Kちゃんより確実に早く。

そのとき、Kちゃんに想いだされるわけだ。

ああ、そういえば、親爺がよく本を読んでくれたなあ・・・って


しめしめ(笑)