あかんたれブルース

継続はチカラかな

文庫本「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」

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今日の午前中、宅配便で
「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」の
出来上がりが届きました。

やっとできた。

書店に並ぶのは11月の初めでしょうかね。

NHKの『坂の上の雲』第一回は11月29日だそうです。
第一回から第五回が今年にオンエアされて
次は来年の秋に第九回までを
そして再来年の秋に四話で最終回となる
なんか遠大なスペシャ大河ドラマです。一話90分ですからね(汗)。

文庫本で八巻まである。

と、いうことで、一冊ですべてを網羅(?)できますとして
作ったのがこの本です(涙)。

この本の売りは全九十七点の写真です。
登場人物の顔がわかるわけだ。

しっかし、明治の男はいい顔をしている。(なかには例外もあるこどさ)

この人たちがそのまま大河ドラマの役者をやってもおかしくない。
というか、実際にこの男たちがドラマを作ったのだ。

まさに現実は小説より奇なり。です。

今回、単行本から文庫に直す際に、
杉山茂丸をまんまと挿入しました。場所は奉天会戦の直後。
前作でもチョビッと数カ所にそれとなく登場はさせているんだけれど
今回は一項目扱いで児玉源太郎とのツーショットも入れちゃった。
坂の上の雲』には関係ないんだけれど、
杉山茂丸日露戦争を語るうえでどうしても知ってほしかったのです。
これは馬太郎のひとつの悲願でもある。

ある意味で、近現代史において
杉山茂丸はタブーなのかもしれない。
でもさ、司馬さんは歴史小説を通して、斉藤道三や坂本龍馬に脚光をあてて
その偉大さを世に知らしめたわけじゃない。
わたしも非力微力ながら、杉山茂丸をみなさんに知ってほしかったのさ。

さて、「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」

こちらは児玉源太郎乃木希典に渾身の力をこめて書きました。
乃木を非道く扱っていると指摘する人もいるようですが
そんなことはない。
それにしても、児玉源太郎。なんて素敵な漢でしょう。

もうすぐ書店に並ぶから、買ってね。


この溢れる愛をこめた
明治のイイ男たちをこの列伝で知っておくれ!