あかんたれブルース

継続はチカラかな

#歴史

ウルウルジンジンクーラクラブルブルブル

今夜の『真田丸』は感動感涙だった。 まずは大谷刑部の決断 石田三成との友情が劇的に描かれ そこでもうウルウルでした。 ドラマチックだわあ 後半は真田親子の犬伏の別れ 父子の、兄弟の、絆と愛がジンジンでした。 歴史物では結果論からの後講釈よろしく …

不誠実VS堕落の対立

本日の透析シアターは 『 ヘルプ~心がつなぐストーリー~ 』 2012年のアメリカ映画。 舞台は1960年の代の南部ミシシッピ州 公民権運動、キング牧場暗殺を背景にする 黒人差別をテーマにした地味な作品でしたが これがなかなかの秀作でした。 差別問題を扱っ…

フォルモサとニッポン

台湾が戦前に日本の統治下になったのは 日清戦争によって清国から割譲されてから ここから日本の台湾経営がスタートしましたが それが軌道にのるのは 四代目総督に児玉源太郎が就任した明治31年からだった。 下関講和条約から約二年半後のことです。 児玉は…

第二章の坂の上の雲

先月二十日、鹿児島空港に降り立って 地元行きの空港バスに乗り込もうとしたとき 携帯が鳴った。 相手は徳間の担当者からで 『明治人物烈伝』(のち文庫『坂の上の雲まるわかり人物烈伝』)を 新シリーズの文庫ラインナップに入れて 新装再販するとのこと。…

天正時代からずっとフッバン!

まだらボケの母の記憶をたどって 母方の先祖(薩摩藩士池内家)の墓地探しだったのですが その地名を母は「フッバン」 その地元の先輩は「ミョウバン」(後日確認したフイバンでした)といった。 県道からその地区に入るとすぐに 正面に妙見神社というのがある。…

日本人の移民魂に想う

日曜の午後にNHK特集の再放送をやってる。 再放送といってもふた昔以上前の古いもので 先々週は桜島の火山噴火を観測する 京都大学の先生のお話でした。 とても感銘を受けたものです。 そういうことがあって昨日も観たのだった。 終戦後の南米移民のその…

映像が語る真実とトラップ

なんかマスコミ批判が連発してますが その日本女性イエローキャブ報道に関連して それが嘘か誠かちょっとやり過ぎか について 私たちは「映像」として 激動の昭和史なんていうのをテレビで視聴し、 なるほどと時代の真実を目撃したような 気分になる。 たと…

臆病者の愛の目論見書

愛する技術という発想(21) 愛されることと愛することの違いってなんだろう? このシリーズの前半で 愛には、愛するということには 資格というか条件というか仁義のようなものが 必要と記しました。 なんか言語道断の暴論のような感じでしょうか。 そういう…

天下泰平うま~い甘~いヒド~イ

民主主義の異常事態(2) 昨日の昼過ぎにうすぼんやりとしてて テレビなど着けたらNHKで 100年前の日本と現代の日本を重ねる 企画番組をやっていました。 1914年の日本とは大正3年の頃です。 わたしは以前から 歴史は繰り返すんじゃなくて 螺旋を描いて…

自分の思いの強さ>目的達成のため

豚カツと思うな思えばチキンカツ(7) サバの塩焼き定食でお昼を頂いていたら テレビで昨日の山本太郎議員の 天皇陛下に手紙を渡した件が 取り上げられていました。 有識者はあってはならないこと、と 「マナー」でケシカランを強調されていたが この件をマ…

噴出した慢性発疹に騒然

豚カツと思うな思えばチキンカツ(5) 内部告発が連日のように続いています。 今度は日展だ。 篆刻審査で調査委発足へ=会派別割り振り疑惑―日展 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/art/?id=6095666 問題となったのは「書」ですが、 これは日本…

感情の査定と失敗のリスク

豚カツと思うな思えばチキンカツ(4) 小泉元総理が原発ゼロを訴えてますね。 結構なことだと思います。大いに賛成! 結構な動きだと思うのだけれど それに対する批判が首相周辺からだけじゃなく 一般の人たちからもあがってる。 原発推進派の人たち? とお…

昭和の非情のライセンス

チェブラーシカと一緒に(7・4) 桃から生まれたわけじゃないけれど 母から生まれた馬太郎は 鬼退治の真っ最中です。 それには相手をよく研究しないとあかんと 孫子がいってますので、 鬼のリサーチ(1) ツノが生えている。 あのツノは鹿の角じゃない、牛の…

私たちの意外な欲求

屠られる羊たち(7) ドラマ『半沢直樹』でその活躍から 次長から副部長は決定。いや二階級特進で なんて期待をよそに、子会社に左遷という顛末に 動揺をかくせない方々は多かったと思います。 けれども、あれは絶対の法則としての お約束なんですね。 そし…

怨霊の呪縛列島

屠られる羊たち(5) そんな日本史上もっとも恐ろしい凶暴な呪い 怨霊ってなんだと思う? 菅原道真? ぶっぶー 平将門? ぶっぶー お岩さん? ぶっぶー 答えは、崇徳天皇 といってもピンとこないでしょうが 昨年のNHK大河ドラマ『平清盛』を ご覧になって…

こんな間抜けな英雄伝説

日本力復権(2) 昨夜、サッカー東アジア・カップ 日本対韓国戦で韓国側観客席にまたまた 歴史問題にからむ横断幕が掲げられたそうです。 「歴史を忘れた民族に未来はない」とか 安重根の肖像画のようなものも登場したとか。 毎回思うのです、もっと歴史認識…

知りすぎた者たちの挽歌

陰謀、陰謀説、 それを宣伝する陰謀論者まで わたしがナマコやナタデココ以上に 嫌っているのは御存知の通りです。 理由は、そこで思考停止になるから。 陰謀はあるし地政学も認める。 けれども それがすべて思惑通りにいかない。 これが歴史の事実だ。 先日…

ルネッサンスのようなもの

バックボーンフリー(3) 政教分離に引っかからないで 日本人の精神的支柱、バックボーン スピリットになりえるもの 結論から先にいうと、それは「自然」だ。 自然崇拝、共存、共生。 誰彼に上から目線でうるさくいわれなくとも こういうセンスが日本人は備…

武士道じゃだめよ

バックボーンフリー(2) なんで、武士道じゃだめなの? まあ、ひとつは それは人間が拵えたものであって 実体が曖昧なものだから、かな。 よく武士道復活を叫ぶ人もいるけれど あれは時代劇とかのイメージからで 本来の武士道ってなにかとなると 非常に怪し…

優秀と有能

わたしたちは 考える知性と感じる知性を有している といわれます。 前者はIQで捉えられたり 後者をEQもしくは感性と表現したりする。 もともとIQとは第一次世界大戦のとき 急遽参戦することになった米国で 下士官を養成するために採用されました。 調…

少数派が救う

昨夜は大河ドラマ『平清盛』最終回だったのに 「世界が称賛!日本人が知らない泣ける日本人」 という民放バラエティーを ついつい最後まで観ちゃった。 オープニングの日本のシンドラー杉原千畝と 大迫辰雄が良かったんで、ついつい トリの35度線のマリア・…

究極の選択(2)

英霊たちがお国のため、天皇陛下のために 特攻となって散った。 そういうのもあったでしょう。 でもさ、特攻攻撃には佐官尉官の中間管理職 つまり現場指揮官の多くは反対したんだ。 彼らは搭乗員として高い技術をもつプロですからね。 そんなんじゃ腕も技術…

究極の選択

今回の中・韓との領土紛争は 腑抜けて堕落した日本人に冷や水を浴びせたという意味で わたしは良かったと思う。 これを契機に、日本人はもっと近現代史を知ってほしい。 それは、戦争というものをよく理解することであって 君が代や日の丸を否定することで …

会津小鉄の会津はどこから

この明石屋万吉が播州小野藩の将軍警護役の助っ人に なったときに、見届け人として登場するが会津小鉄。 この人物も有名な侠客で浪曲の演目にもなっている。 会津出身じゃない。大阪の人。 水戸藩士と大阪中ノ島の商人の娘との間に生まれた私生児とか 16才で…

神じゃない鳥じゃない

天皇、天皇制に対する批判は たとえば、昭和天皇の場合であれば先の戦争責任にあると思う。 わたしは、昭和天皇にそれがまったくなかった、とはいわない けれども、それをもってどこまで昭和天皇を糾弾できるのか? 大変疑問です。 天皇も人間であり、神様じ…

しっかりしてくださいよ。

東アジアの領土問題が加熱するなかで 米国は米国で大変なようです。 原因は『イノセンス・オブ・ムスリム』という エジプト系米国人が制作した、つまらない一本の映画。 本来そういうものが世界で公開されたりはしないのですが これ(予告編)が意図的かなに…

タコチン馬チン中華チン

村山さん、弾はまだ残っとるがよ(12) タコ食えばチンチンでかくなる、なんて きっと水産業者の陰謀かもしれない(汗) なんて思っていたんですが・・・ 本日の真面目な ♪俺の話しを聞け!5分だけでもいいの時間です。 今日は中華思想だ。 これは読んで字の…

領有権の責任について

村山さん、弾はまだ残っとるがよ(9) なんか日清戦争かんたんにすませまいたが 楽勝でした。 戦死者は千人ちょっと。しかし 病死は11,894人。10倍だよ(汗) コレラ、赤痢、風土病に脚気なんかでたくさん死んだ。 それぐら、外地は環境が悪いのだ。 感染した…

やぶヘビと蛇足なもの

中国の企業家の意見広告が米国で掲載したという ニュースがありました。 日露戦争でも米国ではロシア側が世論誘導に新聞を使った。 そんなことを思い出してすこし揺れましたが、 そのコピーのなかに 「もし、日本がハワイは自国領だと主張したらどうします」…

メディアの出生の秘密と宿命

村山さん、弾はまだ残っとるがよ(2) 朝日新聞の設立は明治12年。 西南戦争が終結して、翌年に大久保利通が暗殺され 自由民権運動で全国各地激化は荒れ模様 そんななかで、 大阪の泉屋という老舗醤油屋が作ったのが あの朝日新聞です。 泉屋に木村騰という…