明治という時代をみつめて
不思議に思うのは
これが同じ日本人なのか
ということ。
おおよそ100年前の日本人はかくも勇敢で
そして、強く
優しかったことに
驚きを隠せないのです。
なぜなんだろう？
食い物のせいか？
『西国立志編』の影響か？
徳川時代の朱子学や武士道の影響が貯金になって
文明開化の欧米合理主義とうまくバランスよく融合したせいか？
貧しさが人を磨いたのか？
簡潔に、単純に、美しく・・・そして、空しく。
死というものの考え方が根本的に現代人と異なる明治人。
生に対する価値観が根本的に現代人と違う明治人。
そしてやがて明治人は死に絶えて
現代に日本人に結ばれていく。
それでも、彼らのように生きたい、死にたいと思う者たちはいる。
私たちが日本人であるから
西国立志編
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%BF%97%E7%B7%A8
