うれし恥ずかし読み聞かせ(汗)
土曜日の午前中は好例のKちゃんへの読み聞かせ
『竜馬がゆく』
本日は八章「淫蕩」
淫蕩・・・
タイトルからもわかるように年上に女、お冴が竜馬に男と女の道を教えると。
そういった濡れ場のような場面が二箇所。
堀江町の船宿と神田の八幡社の屋敷・・・
小学六年生の男の子にちと早い気もするのですが
まさか『竜馬がゆく』にこんな色っぽいシーンがあっただなんて
不覚にも忘れておりました(汗)。
まあねえ、何事もあれだ。勉強。
しかし、父親としては少し照れくさくもありました。が、
まじめに読んで聞かせたぞ。声色をかえて。
「チクと待て」
惑乱しながらも、竜馬はいった。
「いまさら何をおっしゃいます」
お冴の唇が、竜馬のそれと重なってしまった。そのあと、お冴は闇中で無言である。
無言のまま、左の腕を竜馬の首筋に巻き、右手ではかまの紐を解きはじめた。
「どうすればよいのだ」
「冴が、教えてさしあげます」
「教えろ」
竜馬が照れくさそうにいうと、
「だから、すこしその手を放して」
ふ・・・ん
まあ、こんな感じで読んでたわけです(汗)。
これが我が家の「国語」と「社会」のお勉強なのだ。
来週は第九章「寅の大変」
嗚呼、今年も暮れていく。