あかんたれブルース

継続はチカラかな

「少年の国」坂の上の巡査と立ち小便



結局、昨日のお昼の再放送もまた観てしまった(笑)。

何度観ても笑えるのが松山の巡査さん。

なかなか良い味出していましたね。
真之の花火騒動から登場です。

子規が松山で自由民権運動の演説してるとき取締りに現れますよね。
そこで、真之が歌い踊り出すと一緒に踊ってましたね、あの巡査(笑)。
あのシーンがとてもほのぼのしていました。


明治という時代から士族が路頭に迷うのですが、
もともと武士だから兵士(軍人)になると思うでしょう。それが違う。
プライドがあるから兵士にはならない。
(兵士は平民から募られていきます)
士官になれるならなったでしょうが、そこまでの需要がなかった。
軍事費を賄える国じゃなかったんです。

長州の児玉源太郎寺内正毅もぎりぎり軍曹で残った。

で、士族はどうしたかというと巡査になった。

警察と軍隊。仲悪かったんです。
徒党を組んで乱闘してたそうです(笑)。
いまでいえば、機動隊員と自衛隊員の乱闘事件です。場所は六本木とかで(笑)。

次回(今日の)放送であるかどうか真之が海軍兵学校の夏休みに帰省して
広島の工兵隊員たちと揉める。問題になるのですが、
こういった関係もあって警察関係者は真之に同情的です。
で、父親の久敬が罰金刑で話をおさめてしまいます。煙に巻く(笑)。

この父親もユニークな方で
立ち小便が大好きでして、その最中に巡査に叱られました。
で、罰金払うから残りを気持ちよく最後までさせてくれよ。と。

大山巌も婚家の娘を訪ねては、その帰りには必ず婚家の庭先で
立ち小便して帰っていったそうです。参謀総長ですよ。日露開戦直前の話。
原作『坂の上の雲』でも児玉源太郎の立ち小便は
何カ所か描かれていましたよね。
そのあとで、旭日に祈るわけだ。手、洗った?

わたしの婆様も明治生まれでしたが、よく路上で立ち小便してましたねえ。
一応、薩摩士族の娘だったのに(汗)。
ノーパンだったのです。
着物を濡らさなかったのかどうなのか・・・

因みに、児玉源太郎もノーパンだったそうです。


さあ、本日は第二回ですね。楽しみ楽しみ




ドラマ「坂の上」血風録(5)