あかんたれブルース

継続はチカラかな

高橋是清の屁か、お律の屁か・・・

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第一回放送で上京した真之は子規と共に共立学校で学びます。
この共立学校は現在の開成高校です。

そこの英語教師が高橋是清でしたよね。

高橋是清といえば、後の総理大臣で「だるま蔵相」といわれた人ですが
226事件で暗殺されたことで知られていますよね。

日露戦争では日銀副総裁として日本債を英国に買わせるのに奔走し
それを成功させた。この戦費調達が叶わなかったら日露戦争は勝てなかった。

偉い人です。

他にもチャレンジした人はいたけれど、みんな諦めてしまいます。

是清だけが、諦めなかった。

ドラマでも奴隷に売られたことを紹介していましたよね。
学生時代から友人に借金を押しつけられたの原因で南校(東大)に
いられなくなって、芸者の家に居候して三味線持ちになったりとか
普通の官僚の歩んできた道とは違う・・・
ホントにジェットコースターのような人生を歩んできたのでした。

前回のドラマの後も、ヤマッケを出してペルーの銀山詐欺にあって
またまたどん底に真っ逆様〜(汗)。

だからね、七転び八起きのダルマさんなのです。
風貌が似てたってことでもあるんだが(笑)。

東京メトロの銀座線・青山一丁目の改札。ツインターワービルから出て
地下街から青山郵便局の出口から地上に出ます。
国道246号線赤坂見附の方へ歩くとカナダ大使館があります。
その先に公園がある。
これが旧高橋是清邸でその庭の一部が公園になっています。

その公園の南東側に是清の銅像がある。

わたしは以前、毎朝ここを通って事務所に通っていました。
毎日、是清さんの銅像とすれ違っていたのです。

銅像は晩年の頃をモデルにしていて(顔が)太っていません。
やさしい感じです。

楽天家の群像劇のなかでも、象徴的な楽天家。

226事件の凶弾に倒れる。

時代は、楽天家を許さなくなってしまっていた。

楽天家は、日本が若かった頃しか生きられなかったのでしょうねえ。

いまは、どうだ。

楽天家は、バカにされていないだろうか。
現実という名のもとに
そんな現実、
屁だぞ。

どうせ、嗅がなければいけないのなら
是清の屁を嗅ぎたい。

お律のでもいいけどね(涙)。

「チオ」

「ビタ」




ドラマ「坂の上」血風録(4)

・・・なんで嗅がなきゃならんとね(涙)