あかんたれブルース

継続はチカラかな

竜馬と土佐鶴とCMソング

最近、気になって気になって
そして
気に入っているCM・・・CMソングがあります。

土佐鶴のCM。

司牡丹とともに全国に知れる高知の代表的な地酒です。

以前は山内容堂をテーマにしていましたが、私はちっともピントこなかった。
だいたいがして容堂を「賢侯」とするのが私にはピントこないんだよね。
司馬さんの『酔って候』を読んでからのイメージでしょうかね。
ずっとそれがある。
ついでに、慶喜もそんな感じです。

酒と詩を愛し、自らを『鯨海酔侯(げいかいすいこう)』と称した。

私だって酒と詩は愛します。お律だって愛しているし
『馬糞酔侯(まぐそすいこう)』と称してもかまわない。

というか土佐鶴の容堂CMバージョンが扇子で顔を隠して
幇間と芸妓と遣り手婆に手を引かれて「おほほほ」って笑っている図が変だ。
そりゃあさ、顔は出せないかもしれないけれど・・・おほほほはないよね。

まあ、それはいいとして
現在、夕方の6時半ぐらいに流れている新バージョンは
竜馬です!
来年の大河ドラマを意識したんでしょう。
それ以前におりょうをキャラクターにしたことはありましたが・・・
今回は、このCMの唄が良い。少し、記憶をたどって

♪ あなったは~ つむじ風   (ここで襲撃させて行灯を消してピストルバン)

  通り過ぎれば 晴れ模様   (ちろんちろろん)

  もっと~ お吹きなさい 世の中あ、かーわるまあでぇ  (旅装束で走ってどっか行きます)

  ゆくて 夢ある 土佐の男ですもの



この最後の、「土佐の男」の後の「ですもの」の字余りがいいのですねえ(汗)。

そしてメロディーラインが後で下がるのがグッときます。

あなたは(↑)つむじ風(↑) ここまでは普通の演歌調ですが
通り過ぎれば(→) 晴れ(荒れ?)模様(↓)と下げるのでなんか粋です。
「もっと~ お吹きなさい 世の中あ、かーわるまあでぇ」
ここは軽い。でもなんか母性的で癒されます。

最近は二番の歌詞で
ねえ、もう直ぐよ 世の中変わるまで になっていますが

とにかく、耳について離れない歌です。

一度、御賞味してみてください。提灯記事じゃないよ~ん 薩摩の男ですもの♪