あかんたれブルース

継続はチカラかな

子供の国のピンポ〜ン

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今日は成人の日です。
新成人の方々、おめでとうございます。
成人式で暴れないようにしてくださいね(笑)。マスコミのネタになります(涙)。

年があけて、
長老O〜MAさんとシンクロしています。
http://blogs.yahoo.co.jp/nkydr632
歳かな(笑)。O〜MAさんごめんなさい(涙)。


子供の社会か・・・

この国は、まことに子供の社会であり、子供の国である。

そう書くと、「この国」という言葉に目くじらをたてられる。
子供の国である。

この国では二十歳になると成人とされる。
成人するとどうなるのか?
煙草がすえる、酒がの飲める、公営ギャンブルが打てる(学生はダメよ)。
選挙権が与えられる。

若者の精神年齢の低下が叫ばれるなかで
成人の基準を十八歳にさげようという声もあります。

これからの少子高齢化が本格化していくなかで
この国はどうなっていくのか?

明治の汚点のひとつに明治25年松方正義内閣で
内務大臣品川弥二郎がやらかした選挙干渉があります。
野党の反発で二進も三進もいかなくなって圧力をかけたのですが
結果は惨たんたるものでした。
これが第二回の衆議院選挙です。

それでもこれ以降に
1915年の第12回衆議院議員総選挙において、大隈重信内閣内務大臣大浦兼武が行ったもの。
1928年の第16回衆議院議員総選挙において、田中義一内閣内務大臣鈴木喜三郎が行ったもの。があります。

日本で普通選挙が実施されたのは1928年。このときが25歳以上の男子。
1945年にようやく男女20歳以上の者に選挙権を与える。


かの悪名高き品川弥二郎の選挙干渉の頃は普通選挙が実施前で
選挙権は「25歳以上の男子で、15円以上の税金を納めているもの」
という条件が付いていました。

この条件によって有権者は国民全体のなんと
1%

逆にそれだから選挙干渉で死人や怪我人がたくさんでたんでしょうね。
大騒動です。争乱状態になりました。

これは藩閥(超然派)VS民党(自由民権派)の戦いで
この選挙干渉の黒幕は山県有朋なのですが、
結局は大敗北を喫してしまう。(ざまあみやがれ)

山県は政党嫌いでした。

その山県の神経を逆なでするが如く、
伊藤博文が自派閥官僚と民党を結集させて
立憲政友会を作ったのが1900年。
後の1927年に立憲民政党ができて二大政党となります。

伊藤は英国議会に憧れてんですね。
が、そのときは既に暗殺されてこの世にはいない(涙)。

戦後、吉田茂自由党鳩山一郎民主党が激突した時代もあった。
そして、保守合同自由民主党なって長く続いたのちに
再び民主党自民党の二大政党時代を迎えたわけです。

歴史やファッション・流行が繰り返されるように
政党の歴史も繰り返される・・・

>その痛みに耐えかねて、悲鳴を上げるところから、政権のたらい回しを選択するという、
>いわゆる「二大政党制」が定着するという、まことに結構な「子供の社会」に相違ないとおもった。

この国に、はたして二大政党が適しているのか?

イギリス人(欧米アングロサクソン)と
日本人はなんか違うような気がします。
それになんといってもこの国は老若男女、子供の国ですから。

この民主主義というものは非常に、厄介な代物だと思いました。

「子供の手の届かないところに・・・」という
注意書きが必要な気がします。






ピンポ〜ン