あかんたれブルース

継続はチカラかな

爽快!第一回「青空会議」雑感



昨日の青空会議は楽しかった。

その昂揚をさましつつ、なんであんなに楽しかったのか、考えてみた。

時間が止まった。いや逆行したのか?タイムスリップしたみたいに
18、9のボクがいたさ。

あの頃、理想と現実が近くにあった。

ボクたちは夜を徹して何かを語り合っていた。

7人のだれかが「青い」という言葉をそっと付け加えていた。
そう「青い」と言われてボクは大人になったんだ。
現実というものに打ちのめされるときに、その言葉を噛みしめて
耐えてきたんだ。感受性を封印することで強くなろうとしてきた。
そうしてボクはいっぱしの社会人になった。

十数年前、40になったかならない頃
その言葉を使って免罪符にしようとした。保険にしたんだ。
揚げ足をとられないために。
そしたら、その先輩に怒られた怒られた、ビックリした。
「馬太郎とあろうものが青いなんて言葉を使うな!」だって
そりゃあもの凄い剣幕だった。

こんな先輩がいるんだ。こんな大人がいるんだ。不思議だった。

それから、俺は青くてもいいや、って思った。誓った。

それからの十年はあっという間だった。

五十を過ぎて、いつしかあの時の先輩よりも歳を重ねてしまった。
で、思うのは
大人になっても親爺になっても爺になっても
青く在りたいし、青いといって否定したりしない。
そんな大人になりたかったし、親爺に、爺になりたい。

そして、昨日はボクだった。

七人の若者が集った。バーチャル世界とリアル世界が重なる場所で。

季節外れのおバカさん?

桜は咲いていたぞ。

まるでこの青臭いバカ者たちを祝福するように
桜の花びらにつつまれていたんだ。

語り合ったさ。

昼下がりの湖畔で、
ここは不忍池
そうボクたちはなにも忍ばない。

青く輝く者たちは揺れる愚か者の船にのっている。
一組の男女が乗ってきた。仲間は九人に増えていた。
光り輝く青春。

船はまたゆっくりと動き出す。

次の港は

第二回「青空会議」という港

また、そこで
ボクは青春のなかにある。
友よ
また、そこで、会おう。