あかんたれブルース

継続はチカラかな

ベーシックインカモ〜ン ベイビ〜♪



第一回「青空会議」で自由人さんが提示したベーシックインカムという
イデアはとてもユニークなものでした。

話の切っ掛けはロマン議長の奮闘に感じいった自由人さんが、ぽつりと
「時間が足りないでしょう」と投げかけたことからだった。

このベーシックインカムとは
課税を消費(税)だけに集約させるもので
あとは一切なし。医療費も年金もこれですべて解決させる。
そして、一律すべての国民に7万円を至急する。
これで最低生活できるようにするわけです。
で、働きたい人は働く、そのかわり税金はめちゃくちゃ稼げない。
だから、働いたからといってそれにそれに見合った報酬を獲られるという
今の発想とは違うわけです。

非常に、スリリングでダイナミックな発想だった。

ただ、わたしが即座にイメージしたのは
中国の近代史。特に文化大革命から天安門事件までのイメージでした。
パジャマ姿で一日に牛乳一本を配達する中年男の姿が浮かんだ。

「でも、そうなると働かない人が多数でちゃいませんか?」

そう問いただしてみると、すかさず自由人さんは立て板に水で

「それでもいいんですよ」

と応えた。

一秒ぐらいかな、まるで臨終の瞬間のように
人生五十年下天の走馬燈が猛スピードで大回転ジャンプK点越え。

ヒザをポンとたたいた。鼓のように


そう、それでかまわない。それだよ!

暴論と考える人もいるだろう。しかし、これしかないね。
危険だと考える人もいるだろう。でも、このままだともっと危険。

エンデの遺言」じゃないけれど
http://www.anti-rothschild.net/material/animation_03.html
それに気づいて変化(行動)させないともっともっと厄災を強いられて
追い込まれるてしまう。後があればいいけれど、後があるかなあ・・・

「今日のシステムの犠牲者は、第三世界の人々と自然に他なりません。
 このシステムが自ら機能するために、
 今後もそれらの人々と自然は容赦なく搾取され続けるでしょう。
 このシステムは消費し、成長し続けないと機能しないのですから。
 成長は無からくるのではなく、どこかがその犠牲になっているからです。
>歴史に学ぶ者なら誰でもわかるように、理性が人を動かさない場合には、
>実際の出来事がそれを行うのです。」


実際の出来事がそれを行う。

そうなのだ。オカルトチックに感じるかもしれないけれど、
これがこの世のメカニズムなのだ。まぎれもない事実。歴史はそれを立証している。


自由人さんの言葉を受けて、わたしはわたしの考えを述べた。
ロマン議長の革命に私は賛同する。けれども、
わたしにはもうひとつの革命を意識していて、できればそれを
リンクさせればと考えていたが、自由人さんの話を聞いて、それは
リンクというよりも両輪の輪でなければいけないと確信したのです。

わたしが考えていた革命とは、意識とか価値観の革命でした。

これを変えないと、どうにもこうにもなんともならない。

それはエンデも言っている。さっきのメッセージの後にも
「私が作家として、この点でできる事は、
 子孫達が同じ過ちを犯さないように考えたり、
>新たな観念を生み出すことなのです。
 そうすれば、この社会は否応なく変わるでしょう。」

具体的にいえば、個人主義とか拝金主義とかなんでしょうけれども
いったい、こういった常識はいつから蔓延して染みついたのか?
明治維新からの文明開化、西洋合理主義の影響とも言えるし、
いやもっと前からとも考えられる。
けれども、それが特化したのはつい最近のような気もします。
1970年代以降に確実に。

自由人さんのベーシックインカムについてここでは詳しく紹介できないけれど
http://blogs.yahoo.co.jp/basicincome01/2710509.html
http://blogs.yahoo.co.jp/basicincome01/2876380.html
このダイナミックな方法論を選択するには、尚のこと
そういった意識改革、価値観の変革必須だと痛感した。わけじゃ。

また、この方法論には過酷な篩も存在しています。
しかし、ここがポイントだと思う。
それについては、おいおいまた記事で語ります。

最後は、エンデの言葉でしめましょう。

「世界は必ずしも滅亡するわけではありません。
 しかし、人類はこの先何百年も忘れないような後遺症を受けることになるでしょう。
 人々はお金を変えられないと考えていますが、そうではありません。
 お金は変えられます。人間が作ったのですから。」

・                                <ミヒャエル・エンデ


「青空会議」疾風録(2)
そういえば、ここのブログタイトルは「お金と人生と幸せと」だったなあ(懐)