あかんたれブルース

継続はチカラかな

青葉茂れる




つ〜たんのブログが盛り上がっている。
うちと同じでいつもは鄙びた温泉宿みたいなんですが
『連動記事・・・平和への道筋』を語り
http://blogs.yahoo.co.jp/tuuutan/50719545.html#50719545
その想いが飛び火したように
青春の息吹で常磐スパリゾートだ。

易経に問えば、この世のすべては変化を求められている。
これ、真理です。
これは誰も否定できない原理というもの。

でも、人間は未知なるものを怖れる。
DNAのなかにご先祖様が昔暗闇に猛獣が潜んでいて襲われた記憶が
強烈に刻まれていて、分からないものや未経験なものに
脅えてしまう習性があります。
それは私たちの短い半生のなかで学習効果として刻まれてもいる。

だから人間は証を求める。

エスに対しても証を証をと求めたじゃないか。
そして、イエスは論点とは外れているけど手品をみせた。
それは奇跡と名付けられ、彼の主張とは関係なく証となって
みんな納得をする。切っ掛けとなった。

切っ掛けさえあれば、あとは勝手に動きます。
エスは言った。
「信じるものは救われる」

時代が「時間」という流れのなかに存在する以上、
その必要とされる変化とか変革というものは
「新しい」理念や発想でなければいけないという宿命があります。

既成の思想や宗教や価値観のなかで工夫しても
抜本的な問題の解決はなされないものです。
時間延ばしぐらいがせいぜいで、最終的には追いつめられてしまう。

あとどれほど後があるものなのか?
答えはその時にわかります。
借金問題やら環境問題。こう連日の猛暑だと焦るな(汗)

わたしは、政策とか憲法とか細かい具体的なことは不慣れです。
時事ネタも極力避けるようにしている。
で、自分としては一番勝手を知った近現代史で語るのだけれど
この矛盾を解決するには、まず価値観を変えるしかない。
贅沢をするなというのではなく、
その贅沢の質を変えようとよ。というものです。

時間というファクターは国家民族にも存在します。
先進国と途上国の優劣ではなくて、たとえば
地球温暖化だから、インドや中国に発展をほどほどにしろって
誰がいえるのか。言ったって誰が聞くかよ。
みんな豊かになりたい。便利で快適な生活がしたいさ。

でももし中国がインドがこのままも発展を続けて豊かになって
イカーを先進国レベルで保有したら
それでアウトです。

この矛盾をどうするのか。

もともとこういった価値観は産業革命以降の19世紀から20世紀の
欧米諸国の価値観でしかない。
たかだか100年そこそこの価値観じゃないか。

そういう意味で、利害損得が横たわっているのなら
それを「理」で諭すのが困難ならば「利」で諭せばいいじゃないかと
わたしは思うのです。

宋が窮して「朱子学」に求めたように
信長が茶器に求めたように、新しい価値観が必要です。

そういうのをね、まず日本がやる。無理にじゃない。
もうそこまで追い込まれているわけだから必然としてです。
それをやろうよ。という話です。
ゲームのルールを変えればいいんだ。もう飽きちゃったっていって。
で、そこで成功事例をつくってみせてあげればいい。
こっちの方が楽しいよ。って
無理強いしなくたって、
そっちの方が楽しかったら自然にそっちに流れる。
そういう時機にさしかかっているんじゃないかと
思うのです。