あかんたれブルース

継続はチカラかな

言葉狩りの陰謀



「原爆を道具に被害者面するな!」という勇気ある(?)
意見に触発されて、わたしも言うことにしました。

平和の名の下に言葉狩りするなよ。

どんな言葉狩りかというと「仕方ない」という言葉です。

あの原爆は仕方なかった。といったようなことを当時の防衛庁長官が言った。

マスコミから何かから蜂を突っついたような騒ぎでした。
当時、もうブログを開設していていましたが
基本的に時事関連の記事はアップしないので静観していました。
普段そうでもないブログ友の方も怒り心頭の記事をアップされていた。
黙っていました。

でもさ、久間章生氏の人物像云々は別として、
アメリカが原爆実験したかった云々は別として、だよ
あの環境で、太平洋戦争に終止符が打たれたことは原爆によることは
事実であり、それを「仕方ない」「しょうがない」という意見が
それほどに問題なのだろうか?

でなければ、本気で本土決戦、一億総玉砕ということもやりかねない
日本は狂気の環境のなかにあった。
はたしてソ連が参戦しただけで降伏しただろうか、と思う。

わたしは決して原爆(核)というものを認める(容認)ものではないけれど、
その発言も決して核兵器使用を容認するものではなく、
「あの戦争」という狂気の環境のなかで、
仕方なかったという感慨を述べたものではないだろうか。

政治家の言葉尻を捉えて離さない政治家とマスコミと国民がいる。
その前後の話の流れはカットして、その言葉だけを抽出して
批判糾弾する手法と踊り叫ぶ風潮。
なんだろう、吉田茂のバカ野郎解散以来なのかな・・・

もっと、その先を聞いてみたかったものです。
しかし、それは許されない。
集団ヒステリー状態だ。

ブログでこんなことを書くのタブーなのでしょうが、
広島長崎の被爆者の気持ちなんか平和のためなら問題にしない
「原爆を道具に被害者面するな!」
この発言に自虐史観論者はいっこうに異を唱えないことから

それじゃあ、もう大丈夫だと思って書いてみました。

まるで王様の耳はロバの耳のようです。

ヒステリックと書きましたが、
過敏というかビビリ過ぎるというか過剰反応だと思う。
君が代や日の丸にしてもそうです。
そんなのを禁止したからって平和になるなんて考えるほうが
平和ボケしていると思う。それより仕事しろ先生。君の給料も税金からだ。

一億総白痴化と予言したジャーナリストがいた。
この大宅壮一南京大虐殺の証言者の一人だ。
でもさ、太平洋戦争時は従軍慰安所のマネージャーでもある。
抗議に来た正義派将校を煙に巻いた弁舌家でもある。

テレビや新聞といったマスコミが諸悪の根元だという。
わたしもそう思う。
でもさ、そういった挑発に乗ってしまっているのが国民でもある。
それが彼らの手であって、ネタなんだ。

だから、もう少し先を聞いてみようよ。
もっとドでかい本音を漏らすかもしれない。
なんでそれが我慢できないの。

政治家から言葉を奪い、やくざから博打を奪うとどうなるか?

闇に隠れます。

こっちのほうがもっと恐いと思うのだ。マジでやばいかも(汗)