あかんたれブルース

継続はチカラかな

馬太郎のやり方

三人会議の春風さん、自由人さんそれぞれ記事をアップしていました。
春風のやり方
http://blogs.yahoo.co.jp/harukazeburogu/17543395.html
自由人のやり方
http://blogs.yahoo.co.jp/basicincome01/9029533.html

に、触発されて遅ればせながらわたしも記事にしてみます。


あれは7年ほど前だったでしょうか
高田馬場で飲んでいたとき、秋葉さんという人が
「21世紀は哲学と宗教の時代だ」と言った。

わたしもそう思った。けれども、それは既成の哲学や宗教ではない、
新しいものではないかと、うすらぽかんと思ったものです。
いえ、別に新興宗教とかを意味するものじゃないんですよ。

宗教や哲学はその時代に生きる人々の危機意識から生まれるものです。

私達は19世紀から産業革命の延長線上のうえに生きています。
それは外へのエネルギーであって生産と消費と勝ち負けの時代であり
物質文明に飾られたものでした。

そして、その結果、私達は疲れてしまった。

内面的な空洞化を埋めるものを持ち得ない。
行き詰まって、閉塞感に陥っている。
そういうことを考えることさえ、非効率とされてしまっている。

それで、往ける人はいいのですが、
それで往けない人が多いのです。

確かに、21世紀は宗教と哲学の時代だと思う。
けれども、それは既存のものではダメだ。
なぜならば私達の足場である社会環境の価値観を抜本的に変えないと
それは単なる「絵に描いた餅」になってしまう。

信じるものは救われる。

というけれど、そうそうなかなか信じられないから厄介なのです。

近現代史をリアル世界で紹介する立場として
痛感し、確信することは

思想では何も変わらない。ということでした。

歴史を俯瞰してみれば、結局は「人」なのだ。

そして、時代は人間が作る。と同時に
時代が人間を作っている事実に直面しました。

政治不信。とよくいわれます。

違う。

人間不信なのだ。

すべては、その危機感にある「不安」や「恐れ」である。

だからこそ、もう一度
人間の求める大切なことを確認し、それを私達の価値観のなかに呼び戻したい。
それは、なにか?

「信」と「誠」というものです。

そういうことを嗤う現実主義者もいるでしょうが、
わたしは、逆にリアリティーをもってそれを伝えていきたいと思います。
いい歳をして、ロマンチストと笑われるかもしれませんが
人間からそれを奪ってしまうと破滅してしまう。
現実とはそういうものです。
そういうことを伝えるのに、わたし自身はよい年齢にあると思う。

これまでの知識や経験を生かして
また、若い世代との交流や
不思議な縁で引き寄せられる者達かれ得られる感動から
それを現実的に伝えていきたいと思います。

それがわたしにとって革命です。
数や力ではないのです。そういうのは既成の方法論で古いのだ。
また、そういうことに奔走する人は他にもいるでしょう。
わたしは違うアプローチからいきたい。
それが「三人会議」であり
http://blogs.yahoo.co.jp/sanninkaigi7

「手と声の輪」である。
http://blogs.yahoo.co.jp/haru_zion_haha

今後も、近現代史からのアプローチは続けていきますが、
「三人会議」や「手と声の輪」とリンクして
もっとひろげていきたいと思います。


これが、わたしの今現在、そしてこれからの
やり方です。